11月19日(木)に開催しましたフォーラム「専門図書館をのぞいてみよう」のなかで
交わされたご質問とその回答を掲載しております。
またフォーラム中にはお答えできなかったご質問にもお答えしております。
ブースページで公開中の図書館動画とあわせてお楽しみください。
https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f060
旅の図書館 公益財団法人日本交通公社
https://www.jtb.or.jp/library/
Q: たびとしょcafeなどのイベントは現在も開催されていますか?
A: オンラインにて開催しています。
「【12/4開催】第20回たびとしょcafe」の案内はこちら→ https://www.jtb.or.jp/tabicafe/cafe-20/
Q: 古書資料の利用には事前申請が必要ですか?
A: 事前申請は不要です。来館時にご申請ください。
Q: デジタルコレクションは外部から閲覧できますか?
A: 館内端末のみからご覧いただけます。キーワード検索が大変便利です。
公益財団法人野球殿堂博物館図書室
http://www.baseball-museum.or.jp/books/summary/
Q:プロ野球選手に会えますか?
A:会えることもあるかもしれないです。マスコットもたまに・・・!?
Q:プロ野球界との連携はありますか?
A:野球殿堂博物館はプロ野球とアマチュア野球に支えられています。企画によっては12球団と連携します。
Q:アーカイブリストは来館しなくても見られますか?ホームページで公開されていますか?
A:COVID-19アーカイブのリストはOPACのブックリストからご覧いただけます。
野球殿堂博物館図書室OPAC https://bml.opac.jp/opac/Top
新聞:https://bml.opac.jp/opac/Book_list?lno=95
雑誌:https://bml.opac.jp/opac/Book_list?lno=96
Q:OPACを公開すると利用者増につながりますか?
A:コロナ禍となり比較が難しいですが、利用者がOPACを自身の端末で使っている姿は多く目にします。
三康図書館 公益財団法人三康文化研究所
http://www.sanko-bunka-kenkyujo.or.jp/
Q: 最近グッズをつくられたとか・・・
A:日頃の感謝を込めまして、2種類のリングノートを作成しました。1種類を100部、2種類で200部作成しています。ノートの表紙は、麻の葉模様で紫系と朱色系の2種類あります。中身は『男女装束図』から図書館員が厳選して選んだ扇と着物の図柄となります。10月1日から、来館された方おひとりに1冊、先着順にプレゼントしています。
Q: カード目録は作成もされますか?
A: カード目録は、冊子体目録がない時代に作成していたようです。現在は、検索方法もデータベースへと移行しているため作成しておりません。
Q: 書庫のバックヤードツアーはしていますか?
A: コロナ禍により、書庫のバックヤードツアーは図書館関係者のみとさせていただいております。一般の方のご見学はコロナ禍が落ち着いてから再開予定です。
アドミュージアム東京ライブラリー 公益財団法人吉田秀雄記念事業財団
https://www.admt.jp
Q: 階段の動画がきれいにとれていましたね。どうやってとったんですか?
A:繰り返し撮影し試行錯誤しながらできるだけゆっくり撮るように気を付けました。
Q: 特別な機材を使用して撮影されましたか?
A: iPhoneSEで撮影しました。
Q: CMソングの音源や楽譜は集めておられますか?
A: CMソングの音源や楽譜も収集対象ではありますが、過去・現在のもの含めて入手は非常に難しく、ご寄贈のお申し出があった際に受け入れるという状況です。そのため所蔵数は多くありません。
CM自体についても網羅的な収集は難しいため、近年のものは国内外の広告賞受賞作品を中心に収集しています。
Q: 動画資料の収集保管について、どのように工夫されていますか?
A: CMと同じく、動画(WebムービーやネットCMなど)についても網羅的な収集は追い付けません。
昨今の状況をみると、テレビCMよりも多種多様に展開され、その本数も急激に増えており、これをどこまで収集するかは、今後当館の大きな課題です。
現状としては国内外の広告賞に該当する部門があるので、その受賞作品をフォローしています。また、動画資料の保管・管理は全てデータベースで行っていますが、動画容量が年々増え続けていることを見越し、柔軟に対応できるファイルサーバーを採用しています。
航空図書館 一般財団法人日本航空協会
http://www.aero.or.jp/koku_tosyokan_2020/koku_tosyokan.html
Q:滑走路のカーペットはどこかで販売しているのですか?
A:別注です。特別につくっていただきました。滑走路の数字は実際にコンパスで方位を測って310度の「31」にしました。
Q:ビルの上の神社はだれでも入れますか?
A:はい、どなたでも入れます。原則として月~金曜日の9:00~17:00(屋上で照明がなく、足元に段差が多いため、この時間にお願いしています)昭和6年に竣工しました。羽田にも航空神社(分霊)があります。昭和38年に創設しました。
Q:スタッフの方も航空関係勤務の経験のある方がいらっしゃるんですか?
A:エアラインからの出向者、総合職系、整備系、CAがおります。また歴史ある航空機に詳しい者もおります。
Q:航空機関連の動画所蔵はありますか?
A:残念ながら、動画の所蔵はありません。
Q:古い機内誌もありますか?
A:スペースの問題で入りきらないため、古いものは埼玉の倉庫にあります。開架しているものはエアラインによりますが、1998~ や2003~ のものは閲覧できます。
Q:航空機ファンにはお宝資料ばかりですね。閉架資料や貴重書の閲覧に制限はあるのでしょうか?
A:航空機ファンの方、研究者、テレビ制作の方、学生、就活生も多くお越しになります。開架しているものはご自由に手に取って閲覧いただけますが、 鍵の掛かっている貴重書架のものは、ご希望によりスタッフが取り出してご覧いただくことができます。貸出は登録料(年間)が必要です。また貴重書の貸出はできません。
大宅壮一文庫
https://www.oya-bunko.or.jp
Q: 圧巻の所蔵量です。増え続ける雑誌と書庫の収納の限界はどのように両立しているのでしょうか?
A:一度所蔵した雑誌は廃棄することができないため、埼玉県越生町にある分館(1997年建設)へ移動させています。また廊下に作った棚にも配架しています。
Q: 世相を反映するような旬な索引づくりの工夫は?
A: 雑誌はジャーナルなので、キーワードを解説して説明をふることを大切にしています。
Q: 大宅壮一文庫のバックヤードツアーは絶対おすすめです。
A: 毎月第二土曜日に行っていたバックヤードツアーは現在はコロナ対策として中止となっています。
人権ライブラリー 公益財団法人人権教育啓発推進センター
http://www.jinken-library.jp
Q: 図書や雑誌以外も貸出をされていますか?
A:はい。人権に関するパネルや映像資料も貸出しています。雑誌(定期刊行物)は館内閲覧のみで貸出は行っておりません。
Q: ユニバーサルデザイン機器とはなんですか?
A: 身体に障害のある方がパソコンなどを使用する際のサポートを機器を主に所蔵しています。ご来館いただければどなたでも体験可能です。
Q: 社会的にますます重要なテーマだと思いますが、最近の利用者の変化はありますか?
A: 企業や自治体からの利用が多いです。最近は特にSDGsの問い合わせがあります。また人権週間(12月4日〜10日)に向けての研修資料がよく動いています。
Q: SDGsのバッヂなどの展示もあるのでしょうか?
A: SDGsのバッヂの展示はありません。また、今年3月にSDGsの企画展を開催し、国連広報センター制作「持続可能な開発目標(SDGs)報告2019」を展示していましたが、現在は終了しています。
防災専門図書館 公益財団法人全国市有物件災害共済会
https://www.city-net.or.jp/library/
Q: 「ブラタモリ」がありましたね。どんな関係があるんですか?
A:お尋ねありがとうございます。タモリさんがお好きな「高低差」は、災害と強い結びつきがあります。一般的に低い場所は水に浸りやすいので水害に弱い等、といった感じです。地形に親しみを持ってもらうために所蔵しています。
Q: 利用者はどういった方が多いですか?
A: 防災に興味のある一般の利用者や、地域の防災担当、企業のBCP担当になられた方、研究者や学生など様々な方に利用いただいております。図書館の方も企画展のご相談や災害関連資料の収書の参考に、と来館くださっています。
Q: 防災カルタ、防災しおり すごく喜ばれました!
A: ご利用をありがとうございます。防災いろはかるたは、ことわざをもじって作成した当館のオリジナルです。クイズバージョンも作成しました。PDF版は当館HPにありますのでご利用ください。絵柄を変えたい場合やその他の利用については、当館にお問い合わせください!
BICライブラリ 一般財団法人機械振興協会経済研究所
http://www.jspmi.or.jp/biclibrary/
Q: 高額の統計書もあるそうですね!
A:書店や公共図書館ではあまり見かけない機械産業の調査レポートがあります。業界動向や調査会社独自のデータが記載されており、利用の多い資料です。
Q: 最近機関誌を発行されたとか
A: 機械振興協会の機関紙KishinkyoLetterを今秋創刊しました。BICライブラリでも閲覧できますし、Webサイトでも公開予定です。