ゆるくつながる、
かるいしくみ。
国内最大の図書館に関する展示会「図書館総合展」は今年もオンラインで展開されます。カーリルのオンラインブースでは、「ゆるくつながる、かるいしくみ。」をテーマに、様々なオンラインイベントや、実験、コミュニケーションの機会を作っていきたいと考えています!図書館総合展は11月末まで開催の予定です。
お知らせ
カーリルラボ
今やってることリスト
カーリルは「ゆるくつながる」ことがとても大切だと考えています。システムや組織、そしてひとりひとりが連携してつながることはとても大切です。私たちはつながることにより、独立性と自由を担保しているからです。そしてシステムが連携することで、地域や組織を超えて、協働して対応することができるようになります。しかし世の中にはコストダウンや効率化のために、いちいちつなげるよりも、統合するほうがよいと短絡的に考えるひともいます。
トップダウンで決めて、みんながそれに合わせるように強制する、という考え方です。これは時代遅れで危険な発想です。大きくなりすぎたシステムや組織は、しばしば変化に対応できず苦労は増えるばかり。もはや発展の可能性は残されません。
カーリルは連携するだれもが、全体の合意形成なく変化できる、そして新しい挑戦ができる、「ゆるくつながる、かるいしくみ。」の開発に取り組んでいます。
学校支援プログラム
カーリルが2020 年4 月23 日に発表した「COVID-19:学校図書館支援プログラム」は、インターネットからアクセスできる簡易的な蔵書検索サービス(Web-OPAC)を無償提供することで、図書館の柔軟なサービス展開を支援する取り組みです。このプログラムは、5 月初旬から提供を開始しましたが、運用開始から3 か月間で約220 館の図書館に導入されました。引き続き申込みを受け付けています。
もっと詳しくUnitrad API
多くの図書館員は、横断検索システムが遅いのは図書館システムが遅いためだと考えてきました。しかし、実際にはこの数年で図書館システムの性能は大幅に改善しており、横断検索システムが最大のボトルネックとなっています。私たちはこの積み残された課題をまとめて解決する新しい横断検索API「カーリル Unitrad API」(ユニトラッド・エーピーアイ)の設計に取り組んできました。
もっと詳しくCOVID-19
緊急事態宣言が発令され、国内の公立図書館の92パーセントが休館しました。世界的なパンデミックはまだ収束していませんが、すでに多くの図書館サービスは再開されています。事態は継続中ですが、私たちは記録を通して、今回の対応を検証し改善することができます。少なくとも、今回得られた知見は、今後の感染症対策のみならず、図書館の利用が制限されるさまざまな場面での参考となるはずだからです。COVID-19の経済への影響は甚大であり、公共機関では予算削減による影響から逃れることはできません。このような中で、図書館機能を維持、そして発展させるためには、「工夫」が必要になります。カーリルではその場しのぎではなく、長期的な視点で技術開発と新しいデザインを考えます。
もっと詳しくopenBD
カーリルは270社以上が加盟する中小出版社の業界団体「版元ドットコム」と協業して、「openBD」プロジェクトを立ち上げました。出版社が発信した書誌情報・書影を収集し、統合した書誌情報に自由にアクセスすることができます。2020年10月現在、146万タイトル以上の書誌情報を供給しており、国内3万社以上の出版社の書誌情報への統合的なアクセスを提供します。
もっと詳しく