こんにちは。大正大学附属図書館です!
初めて、ブースを出展させていただきます!!
今回本学のブースでは主に以下の3点を紹介しています。
どの取組も本学の附属図書館の特徴を表した取組になっています!ぜひご覧ください!
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図書館独自講座「学びのコミュニティ講座」
図書館がある棟は建設構想当時から” 総合学修支援施設„ として位置づけられており、ラーニングコモンズを管轄する学修支援の部署と図書館が内在しています。
図書館はこの学修支援の部署と連携を図り、新しい学修支援として「学びのコミュニティ」と言う授業とは別の講座開催の検討を進めました。この「学びのコミュニティ」は、本学の教育目標のひとつである「自ら学び続ける人を育てる」、また「主体的な学びができる」ことを実現するため、実施したものでもあります。
<実施に至った経緯>
本学の” 総合学修支援施設„の利用がスタートしたのは、2020年コロナ禍であり、大学の利用を制限している状態でした。
利用を制限しているため、授業はオンラインで実施しました。
そのため、学生同士、学生と大学とのコミュニケーション不足を懸念し、図書館と学生支援の部署により「学びのコミュニティ」という独自講座が立案され、スタートしました。
<「学びのコミュニティ」の目的>
目的は本学の中期マスタープランに掲げている「学び続ける人を育てる」こと、また大学の目指している「知識集約型社会に資する人材育成」に貢献することです。
また、この講座におけるそれぞれの部の役割について、学修支援の部署は 「一人ひとりの学生の学修計画・将来ビジョンの支援」、また図書館は「資料の利活用」と共に「学生のサードプレイス」になること、分野にとらわれない学修機会を提供すること、分野にとらわれない学修機会を提供すること」を役割とし、総じて学生の主体的な学びへ繋がるものを提供します。
<主な講座一覧>
※他にもさまざまな講座を実施していますが、今回はその中でも特色ある講座をご覧ください!
🌸 🌸 春 🌸 🌸
図書館職員、学修支援チューターとの新入生座談会
大学に入学して間もない1年生を対象に開催しました。
これから大学生として新たな環境での生活で不安に思っていることや友達を作りたいと思っている学生の機会になればと思い、企画、実施しました。
お金、キャッシュレスについて考えよう ~成人年齢引き下げから~
成人年齢引き下げにより、一人で契約を結ぶことができるようになりました。
お金やキャッシュレス利用に関する契約で生じるトラブルなどを防ぐため、正しい知識習得を狙いとしました。
本講座は財務省職員にお願いし、実施しました。
⛱️ ⛱️ 夏 ⛱️ ⛱️
日本人にとって「みたま」「魂」「霊」とは?
本学では毎年夏の時期に構内で盆踊り「鴨台盆おどり」を開催しています。
※鴨台盆踊り 紹介ページ
鴨台盆踊り|大正大学 (tais.ac.jp)
講座内では「みたま」や「お盆」、「盆踊り」について日本人の思いや、佛教の観点からルーツを考えるきっかけにしました。
近世怪異文学の系譜 ~“恐怖”はどこからやってくる?~』
江戸時代に様々な怪談・怪異が小説家されその怪異文学の系譜は現代にも引き継がれて捺します。
民衆に親しまれた江戸時代の怪異文学を読み解きつつ、そこに描かれた“恐怖”の淵源探っていく講座を実施しました。
夜の図書館で日常とかけ離れた非日常の怪異文学の世界に誘いました。
🍂 🍂 秋 🍂 🍂
Google Earthで行こう!巨大古墳と先刻戦国城下町
コロナ禍により、日本国内でも旅行が大変難しい状況であった。
WEBを使用し、疑似的にでも旅行気分を味わいながら新しい発見がある講座を実施することができないかと考え、企画しました。
本学歴史学科の教員の協力を得て、 Google Earthを使用し、国内の史跡をめぐるオンライン旅行講座を実施しました。
児童虐待防止「オレンジリボン運動」を考える
子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンがあります。
本学の社会福祉学科では、長年に渡り児童虐待防止運動の取組を行っています。
本講座では、活動に携わっている本学社会福祉学科教員と学科で活動している学生が講師になり、児童虐待の現状とオレンジリボン活動について理解を深める講座を実施しました。
⛄ ⛄ 冬 ⛄ ⛄
古典的映画に対する想い
映画好きの本学教員からの発案で実現した講座です。
「学内の映画好きは集まれ!」という内容で案内しました。
資料を基に映画の見所や背景を教員が紹介しました。これから授業のない期間に映画(メディア)を観るきっかけ作りとしました。
本学の公式ホームページ内で詳細公開中!
学生の新しい学びに向けた取り組み|大正大学[公式サイト] (tais.ac.jp)
高大接続の取組
本学附属図書館は高校からご依頼をいただき、本学を会場に図書館を使った講座を実施しています。
<オンラインでの講座からスタートした図書館講座>
2021年7月にオンラインで高校と大学をつなぎ、高校生向けの講座を実施しました。図書館にとってオンラインでの高校向け講座の実施は初めての試みとなりました。講座を実施するにあたり、どのような機会を高校生に提供できるかを図書館職員で検討しました。検討した結果「図書館に親しみを持ち、本と出会う 楽しさや嬉しさを体感・実感してほしい」という思いを軸とし、実施しました。
<講座内容を検討準備し、実施できた内容>
今回の講座は約120分間で実施しました。オンラインで高校と本学附属図書館をつないだ後、本学図書館長が「本の豊かな世界へ飛び出そう―図書館とメディアにつきあうためのヒント―」を講義しました。
<2023年に実施した2回目の講座は対面で開催>
2023年に実施した2回目の講座は対面で行いました。昨年に引き続き、高校の「総合的な探求の時間」の授業の一環として依頼をいただきました。前年度の反省は活かしつつも、「図書館に親しみを持ち、本と出会う楽しさや嬉しさを体感・ 実感してほしい」という狙いは大きく変えないことを決めて実施しました。
<対面だからこそ実施できる講座内容>
2023年度のプログラムは講義に加え、図書館を会場にしたワークショップを開催しました。ワークショップの内容は「グループで気になる本を選びタイトルなどを発表する」という内容にしました。始めて入る本学の図書館を楽しんでいただくことができました。
大学図書館の地域連携
本学は「地域連携」に力を入れています。大学周辺地域の方に本学の図書館をご利用いただく取組の他に本学の所在地である「豊島区」の「図書館」と協働でイベントを実施しました。イベント名は「にぎやかな図書館祭(フェス)」です。
<大正大学附属図書館 × 豊島区立図書館>
「にぎやかな公共図書館」を掲げ、「図書館を外に開いていこう」と取組んでいる豊島区立図書館と「多くの人が集い、学び合う場所。サードプレイスとしての図書館」を目指している本学附属図書館の想いが合致し、さまざまな縁が繋がり、実現することができました。
<幼児から大人まで、多くの方がイベントに参加しました>
当日はさまざまなイベントを実施しました。
おはなし会
図書館見学ツアー
ワークショップ ブックカバー作り
にぎやかな図書館フォーラム(座談会イベント)
テーマ:「本を通して ”人“ がつながる」
登壇者
公益社団法人全国学校図書館協議会・理事長 設楽 敬一 氏
株式会社河出書房新社・常務取締役、YA出版会・相談役 岡垣 重男 氏
豊島区立中央図書館・館長 倉本 彩子 氏
大正大学附属図書館・館長、人間学部教育人間学科・教授 稲井 達也