今春にリリースした「国書データベース」の使い方や開発秘話を公開しています。ともに古典籍の世界へ足を踏み入れましょう!
概要

国文学研究資料館は、国内各地の日本文学とその関連資料を大規模に集積し、日本文学をはじめとする様々な分野の研究者の利用に供するとともに、それらに基づく先進的な共同研究を推進する日本文学の基盤的な総合研究機関です。

古典籍(江戸時代以前に書写/出版された書物)の書誌・所在情報と本文画像を提供する「国書データベース」等、多彩なデータベースを提供しています。データベースは無償・登録不要で自由にお使いいただけます。

 

日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク事業

本事業は、2023年度が最終年度に当たります。これまでの10年の成果をご覧下さい。

歴史的典籍NW事業の10年

 

国書データベース

日本の古典籍の総合目録である「日本古典籍総合目録データベース」と「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」によって構築された「新日本古典籍総合データベース」を発展的に統合し、さらに機能強化を目指すものです。古典籍約30万点のデジタル画像化及び公開を目指し、現在約24万4千点を公開中です。

国書データベーストップ画面

 

国書データベースの使い方

「国書データベース」は、研究者から一般の方までどなたでもご利用いただけるデータベースです。
基本的な使い方を動画にまとめましたので、普段は古典籍になじみがないという方も、ぜひ一度ご覧ください。

 

基本的な検索方法について

①基本的な検索方法

 

画像を利用したいとき

②画像の利用方法

 

著作(作品の典拠データ)から検索したいとき

③著作検索の方法

 

著者から検索したいとき

④著者検索の方法

 

画像に埋め込まれたタグ情報から検索したいとき

⑤タグ検索の方法

 

ここでは基本的な操作方法をご紹介しました。
より詳しい使い方については、国書データベース 使い方をご参照下さい。
画像の利用方法については、このブース下部の「公開画像の利用」でもご紹介しています。

 

国書データベース開発秘話

国書データベースの開発者達による、開発秘話を動画で公開しています。
10/24に公開したばかりの第1回をご覧下さい。(今後随時追加予定)

「国文研 Tech Talk」 第一回「痛いよ、異体字」

 

画像の作成方法

デジタル画像化のマニュアルを公開しています。所蔵資料のデジタル画像化(撮影)を検討されている図書館・資料館様の撮影仕様書作成の参考などにお使いください。

 

公開画像の利用

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス表示により、掲載申請等の手続き不要で利用できるコンテンツも多数提供中です。図書や論文への図版掲載、教材や広報グッズの素材等として使いやすくなっています。所蔵者によりライセンスが異なっておりますので詳しくは

をご確認ください。

 

当館ウェブサイトでピックアップしたリンク集や画像の利用例を公開しています。(古典籍画像を使う
ピックアップリンク集

 

画像の利用例:『伊勢物語絵巻』を背景画像として加工した例(元画像

『伊勢物語絵巻』を用いた背景

 

古典籍画像を使ってみよう

「古典せきかさうを使つてみよう(古典籍画像を使ってみよう)」
ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センターが公開するそあん(soan)により作成

タグ(選択式にないものをフリー記述)
開催年
2023
対象
どなたでも
公共図書館
大学図書館
専門図書館
教育関係者
出版社
出展社
人間文化研究機構 国文学研究資料館
イベントの有無
無し
webサイト