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国立国会図書館の書誌データ・典拠データを紹介します
概要

 

 

 

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■お知らせ

  1. 遠隔研修「国立国会図書館書誌データの利活用―概要と利用方法―」更新
  2. パンフレット「国立国会図書館の書誌データ」刊行
  3. 書誌データに関するアンケート実施中

■新しい書誌データ提供サービス「全国書誌データ検索」

  1. 「全国書誌データ検索」とは?
  2. 「全国書誌データ検索」の特色
  3. その他の書誌データ提供サービス
  4. 【参考】全国書誌データとは?

■よくわかる!日本目録規則2018年版

  1. 図にしてみたら、よくわかる!
  2. 比べてみたら、よくわかる!
  3. 機能を知ったら、よくわかる!
  4. 【参考】NCR2018について

 

 


お知らせ

1.遠隔研修「国立国会図書館書誌データの利活用―概要と利用方法―」更新

YouTubeの「国立国会図書館公式チャンネル」で公開している、遠隔研修「国立国会図書館書誌データの利活用―概要と利用方法―」を更新しました。

全国書誌データを中心に、国立国会図書館の書誌データの特色、目録や文献リスト作成への活用事例のほか、2024年1月に提供を開始した「全国書誌データ検索」などを使った書誌データの利用方法を紹介しています。

2.パンフレット「国立国会図書館の書誌データ」刊行

パンフレット「国立国会図書館の書誌データ―全国書誌データ、雑誌記事索引データ、典拠データ―」を刊行しました。

国立国会図書館の書誌データ

全国書誌データ、雑誌記事索引データ、典拠データの3種類のデータの特色や使い方を、分かりやすく紹介しています。

 

3.書誌データに関するアンケート実施中

書誌データ提供サービスの改善の参考とするため、図書館・関係機関を対象としたアンケートを実施しています。

国立国会図書館の書誌データに関するアンケート
※画像をクリックすると国立国会図書館ホームページ「書誌データに関するアンケート」へ移動します

 

回答所要時間は全体で5分から10分程度です。ぜひご意見をお聞かせください。
なお、図書館ごとにご意見を取りまとめていただく必要はございません。
図書館員の皆様に個別に回答いただけますと幸いです。

実施期間:2024年11月30日(土)まで
アンケートページ:国立国会図書館ホームページ「書誌データに関するアンケート」
https://www.ndl.go.jp/jp/data/data_service/bib-enquete/index.html

 

カーネと典拠三兄弟

新しい書誌データ提供サービス「全国書誌データ検索」

2024年1月、国立国会図書館の書誌データ提供サービスが新しくなりました!
ここでは、新しい書誌データ提供サービスのうち全国書誌データ検索についてご紹介します。

 

1.「全国書誌データ検索」とは?

全国書誌データ検索

 

「全国書誌データ検索」は、国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)のサブ画面です。
国立国会図書館が作成した全国書誌データのみを対象に検索・ダウンロードすることができます。

「全国書誌データ検索」は、「検索結果から、データを取得したい」「国立国会図書館が作成したMARC形式データを利用したい」「ダウンロードした書誌データをExcelで作業したい」「バーコードリーダーをつかって複数の書誌データをいっぺんに検索したい」などのニーズにお応えします。

 

2.「全国書誌データ検索」の特色

「全国書誌データ検索」は、国立国会図書館の書誌データをより便利にご利用いただけるよう、独自の機能を追加しています。
ここでは、「全国書誌データ検索」の特色を5つご紹介します。

 

■特色1■ 複数の書誌データをまとめてダウンロードできる!

「全国書誌データ検索」の書誌情報出力画面

「全国書誌データ検索」では、国立国会図書館が作成した書誌データをまとめてダウンロードすることができます。
1回のダウンロード件数は最大5,000件。データ形式は、MARC(ISO 2709)、MARCタグ、DC-NDL(RDF)など各種ご用意しています。

 ※検索結果の5,001件目以降を出力することはできません。5,000件を超える検索結果を出力したい場合は、検索条件を追加して検索結果を5,000件以下に絞り込んで出力してください。

 

■特色2■ ISBN一括検索ができる!

「全国書誌データ検索」では、ISBN一括検索ができます。

「全国書誌データ検索」では、複数のISBNをスペースでつないで、いっぺんに検索することができます。
検索した全国書誌データをTSV形式でダウンロードすれば、Excelに取り込むことも簡単です。

バーコードリーダーを使った方法については、「全国書誌データ検索」のヘルプをご覧ください。

 

■特色3■ 新着書誌情報を手軽に検索できる!

「全国書誌データ検索」では、新着書誌情報を手軽に検索できます。

「全国書誌データ検索」では、国立国会図書館に資料が到着してから完成するまでの書誌データを「新着書誌情報」(作成中の全国書誌データ)として簡単に検索することができます。
作成中であっても基本的なデータ(タイトル、責任表示、出版者…)は入力されていますし、NDCが付与されている書誌データも多く含まれていますので、選書や目録作成の参考情報としてぜひご活用ください。

 

■特色4■ 書誌完成日で絞り込みができる!

「全国書誌データ検索」では、書誌完成日で絞り込みができます。

「全国書誌データ検索」では、全国書誌データを書誌完成日で絞り込むことができます。最新の全国書誌データをダウンロードしたいときなどにご活用ください。

※図書館総合展オンライン一期(6/29~7/7)の期間に完成した全国書誌データの検索結果一覧画面(全国書誌データ検索へリンク)
※週次の全国書誌データは、JAPAN/MARCデータ(毎週更新)(国立国会図書館ホームページへリンク)から取得することもできます。

 

■特色5■ 官公庁の出版物を簡単に検索できる!

「全国書誌データ検索」では、官公庁の出版物を簡単に検索できます。

「全国書誌データ検索」では、「中央官庁出版物」「地方公共団体出版物」「その他(民間等)出版物」のチェックボタンをご用意しています。一般の出版流通に乗りづらい官公庁の出版物に絞った検索も、チェックを入れるだけで簡単にできます。

※「中央官庁出版物」「地方公共団体出版物」に絞り込んだ全国書誌データの検索結果一覧画面(全国書誌データ検索へリンク)

 

3.その他の書誌データ提供サービス

その他の書誌データ提供サービス

国立国会図書館では、「全国書誌データ検索」のほかにも、さまざまな形で書誌データをご提供しています。国立国会図書館の書誌データは無償でご利用いただけます。ぜひ活用をご検討ください!

【NDLサーチのサブ画面】

【資料、参考リンク】

 

4.【参考】全国書誌データとは?

国立国会図書館が納本制度に基づき収集した国内出版物と、寄贈、購入等の方法により収集した国内出版物および外国で刊行された日本語出版物の標準的な書誌データです。
書店で一般に購入できる図書の納入率は、95%以上です。官庁出版物や地方公共団体の出版物など一般に流通しにくいものも多く含みます。
令和5年度書誌調整連絡会議では、「全国書誌データの現状と将来」をテーマに、有識者の方々から全国書誌の将来像を考える上でのさまざまなご提言をいただきました。

 

カーネと典拠三兄弟

よくわかる!日本目録規則2018年版

「日本目録規則2018年版(NCR2018)はムズカシイ…」という悩めるアナタのために、NCR2018がよくわかる! ようになるためのアイデアをご紹介します。

 

1.図にしてみたら、よくわかる!

NCR2018の「データ作成事例」の図解です。

図解よくわかるNCR2018

 

NCR2018は、11個の実体(書誌データの主要な関心対象を表す単位)の属性を記録し、実体間のさまざまな関係性を「関連」として記録する、という複雑な構造をとっています。
そこで、日本図書館協会目録委員会が公開している、NCR2018の「データ作成事例」の一部を、NCR2018による概念モデル図(図0.3)のように図にしてみました。

NCR2018概念モデル図
NCR2018概念モデル図(図0.3)

 

図解を参考に「データ作成事例」を見れば、NCR2018の構造がよくわかるハズ!

データ作成事例本体は、日本図書館協会目録委員会のホームページをご覧ください。

 

2.比べてみたら、よくわかる!

国立国会図書館が提供する遠隔研修教材です。

動画「日本目録規則2018年版のポイント」

 

NCR2018とその前身である『日本目録規則1987年版』(NCR1987)との違いが分かれば、NCR2018の理解がグッと深まります!
この研修教材では、NCR2018の意義と特徴について、図書の書誌データを例に、NCR1987と比較しながら分かりやすく解説しています。NCR2018も意外とこわくないことが分かるハズ。

演習にもぜひ挑戦してみてください。

【資料、参考リンク等】

 

3.機能を知ったら、よくわかる!

「典拠データ」を使った資料の検索方法を紹介したページです。

Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)

 

NCR2018では、資料の検索の手がかりとなる著者名やキーワードなどを整理してまとめた「典拠データ」機能を重視しています。でも、典拠データにはこれまであまり馴染みがなかった、という人も多いかもしれません。
ここでは、Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)を通じて、国立国会図書館が作成した典拠データの機能を用いた資料の検索サービスを中心にご紹介しています。
典拠データの機能が分かれば、NCR2018の理解もきっと深まるハズ!

 

4.【参考】NCR2018について

NCR2018は日本図書館協会目録委員会と国立国会図書館が連携して2018年に策定しました。
国立国会図書館では、日本図書館協会と協力し、NCR2018の適用を促進し、広く国内に普及するための取組みを行っています。
NCR2018のPDF版の最新バージョン全文は、日本図書館協会目録委員会のホームページで公開されています。

 

カーネと典拠三兄弟
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開催年
2024