エファジャパンは、すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し、自分ものがたりを描く社会の実現のため、ラオスやカンボジアで教育・福祉支援のプロジェクトをしています。
また2024年1月1日に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた珠洲市と輪島市で、(一社)日本食育HEDカレッジと協働でレスキューキッチンカー&ブックカフェの活動を行っています。
ぜひブースに遊びに来てください!
本の飢餓の撲滅のために
エファの活動地域である
カンボジア、ラオス、ベトナムでは
「本の飢餓」が深刻です。
家に本が1冊もない。
学校に図書館がない。
障害があることで、学べる教材がない。
生きるために必要な情報が届かないから
貧しさの連鎖が親から子どもへと続く。
「本の飢餓」が命を削ってしまうのです。
本も、教材もない世界がある
エファの活動地カンボジアでは過去30年に及ぶ内戦で学校や図書館が閉鎖され、書物は焼かれました。
戦後、国立図書館に残ったクメール語の本はわずか500冊。
子ども向けの本もゼロから作り直さなければならず、障害児のための教材は皆無に等しい状態です。
本は心と命の栄養です。
障害がある子どたちも取り残すことなく、すべての子どもたちが自ら豊かな心を育んでいけるための活動、「本の飢餓(Book Famine)」をなくす取り組みをエファは続けています。
「本の飢餓」撲滅のためのエファの取り組み
農村部の障害児に学びの場を
2022年度、カンボジア農村部に暮らす障害児のために「チルドレン・スタディ・クラブ」を3ヶ所設置しました。
アクセシブル(利用しやすい)教材の開発をしています
エファはカンボジアの教育省や日本の専門家の協力を得ながら新しい教材を開発。タブレットの整備等も進め、自ら情報を得る力を育てています。
障害児の図書館利用のトレーニングをしています
障害児に図書館の利用方法、本の読み方や資料の使い方、読書の重要性などを教えています。また障害のある子どもの教育に悩む保護者に対して学習サポート方法を伝えています。
奥能登を走る!ブックカフェプロジェクト
能登半島地震で被災した珠洲市や輪島市の仮設住宅やコミュニティスペースへ「本」を届けるブックカフェを運行します。本を通じて、孤立しがちな暮らしの中に静かな希望と再生の時間を届けたい。奥能登の皆さんの声に応える、本で寄り添うプロジェクトです。