ゲーミング図書館アワード実行委員会では、ゲーミング図書館アワードの受賞候補機関の推薦を2024年10月14日までに、募集をしていたところ、多数のご応募をいただきました。
授賞式
2024年11月7日に図書館総合展で行われるフォーラム「ゲームと教育 & ゲーミング図書館アワード」内で発表と授賞式をおこないました。
受賞館
「ゲーミング図書館アワード2024」の受賞館と受賞理由は、下記のとおりです。
大賞
「砺波市立砺波図書館」
選評:砺波市立砺波図書館はボードゲームの所蔵数は日本有数であり、市内の非営利団体への団体貸出をおこなっている。また借りることができるゲームのリストが公開されており、ブログでの情報発信なども活発で、大賞にふさわしい図書館である。
優秀賞(ボードゲーム)
「大阪府立中央図書館」
選評:大阪府立中央図書館は、国内図書館のうち先駆けて館内でのボードゲーム企画を実施している。また広報活動も活発である。府内のゲームメーカーや団体と協力し府内図書館のモデルとなる活動は、優秀賞(ボードゲーム)にふさわしい図書館である。
優秀賞(ボードゲーム)
「御坊市立図書館」
選評:御坊市立図書館は2019年からボードゲームの収集と活用ならびに、団体貸出もおこなわれている。ゲームイベント開催が活発であり、年齢に応じたゲーム企画の開催や、高等学校との連携など幅広い活動がおこなわれており、優秀賞(ボードゲーム)にふさわしい図書館である。
審査員特別賞
「聖学院大学図書館 」
選評:聖学院大学図書館では2016年よりボードゲームの活用が始まり、ボードゲーム企画、TRPGの企画を積極的におこなっている。図書館情報学の授業でのボードゲーム活用も活発であり、審査員特別賞にふさわしい図書館である。
ゲーミング図書館アワードゲーミング図書館アワードは、ゲームの提供や利用およびコレクション形成・展示などについて優れた実績のある図書館やアーカイブ機関を顕彰することを目的に、2023年からスタートした賞です。 図書館でのゲームの導入は、地域のコミュニティ形成、ゲームや遊びの価値の再評価、YAを中心とする図書館への入り口、経済的不平等の是正、さらには教育利用などの観点でユーザの高いニーズを反映しつつ海外で急速に発展を見せており、国内でも徐々に展開が進んでいます。 本賞は、さらにこのような動向を国内において後押しするものとして設置されました。 詳細については、「図書館とゲーム部」ホームページ内「ゲーミング図書館アワード」をご覧ください。 |