『司書と大学教員が、国立国会図書館でゲームの館内プレイ利用をした話』
2022年6月より、国立国会図書館に所蔵されているゲーム資料が、館内でプレイ利用可能な状況で提供されています。
これらのゲーム資料、いったい、どのようなかたちで利用者に提供されているのでしょうか?利用するためにはどのようなことをおこなったらよいのでしょうか?
本イベントでは、タイトルの通り、現役の司書である格闘系司書(図書館とゲーム部)と、横浜国立大学・石田喜美(教育学部・准教授)が、国立国会図書館でゲームの館内プレイを体験してきた「体験レポート」を行います。
利用のための申請方法、プレイ利用できるゲームの種類、実際の体験環境などなど!格闘系司書と石田が、それぞれの視点からわかったこと、感じたこと、考えたことなどについて、いろいろお伝えいたします。
また、「体験レポート」に加え、国立国会図書館の担当者に多大なるご協力をいただき、インタビューをすることで得られた情報も「Q&A」形式で報告します。
国立国会図書館所蔵のゲーム資料やその提供の仕方について、気になること・知りたいことをたくさん聞いてきましたので、乞うご期待です。
今年7月に、読売新聞オンラインで国会図書館所蔵のゲーム資料に関する報道記事が公開されました。
「国立国会図書館のゲーム3300点、利用は2年間で16件と低迷…「ゲーセン化」懸念しPR控え」
上記の記事の反応として、ネット上には様々な意見が出ましたが、私たちとしては、ゲーム資料の利用が低迷していることを批判するのではなく、今、なぜこのような状況があるのか、今度どのような展開が可能なのかを、それぞれの立場で考え、議論していくことが大切だと思っています。
今回の企画も、そういった流れを後押しする一助となればうれしいです。
今回の調査・研究に関しまして、国会図書館様には大変丁寧に対応して頂きました。この場を借りて御礼もうしあげます。本当にありがとうございました!
無事に終了しました!
ご参加された皆さんから、前向きなコメントを多くいただき大変うれしかったです、ありがとうございました。
↓↓アーカイブ動画公開しました!↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=tzoAsYsGkSs&feature=youtu.be
石田喜美(横浜国立大学教育学部・准教授)
高倉暁大(日本図書館協会認定司書)