立正大学古書資料館へようこそ!

―江戸時代の和古書を中心とする蔵書を開架で提供。直接手に取って閲覧することができます。―


※立正大学では品川図書館熊谷図書館においても、ONLINE見学会を実施しています。あわせてご覧ください。


■立正大学古書資料館利用案内動画

■立正大学古書資料館とは

立正大学古書資料館は、開架中心古書の専門図書館です。江戸時代の和古書をはじめ、貴重書、特殊資料(巻子本・折本・函物)等、1万タイトル約4万5千冊を所蔵しています。古書の閲覧というと特別な手続きが必要な館が多い中、所蔵資料の約8割を開架とし、利用者の皆様が直接書架から取り出して閲覧できる点は、当館最大の特徴です。学生・教職員のみならず、一般の方のご利用も可能です。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、当館は2020年11月現在、休館中ですが、古書に関するレファレンス質問等はこれまで同様受け付けております。kosho-lib★ris.ac.jp(←★を@へ変更)までお問い合わせください。これまでのレファレンス事例はこちらをご覧ください。

 

■所蔵資料

蔵書の約7割は仏教関連資料ですが、文学や地理等それ以外の分野の資料も多数所蔵しています。主な貴重書には、『妙法蓮華経』(春日版)などの稀少な古版本、『太しよくかん』などの奈良絵本・奈良絵巻、『解体新書』『春と修羅』などの初版初刷本等があります。「河口慧海文庫」等の文庫も所蔵しています。(※貴重書の原本閲覧の場合は、デジタルデータの利用後所定の手続きが必要です。)

 

■開架提供の理由

図書館における資料保存の目的とは、資料を傷めないために大切に書庫に保管しておくことではなく、資料を現在と未来に保証することで、これまで以上に利用の可能性を高めていくことなのではないかとの思いから、2014年に立正大学古書資料館の開館に至りました。料紙の紙質、量感、かおりや時代感、文字の抑揚、刷りの後先、版式や改版の微妙な違い、彩色や顔料、写本か否か等々、古書資料館ではデジタル化と同様に、資料の原本を手に取ってこそわかることについても大切にしていきたいと考えています。

 

■これまでの図書館総合展

当館はこれまでの図書館総合展で、2017年度、2018年度とポスターセッションに参加しました。ご来場の皆様にポスターをご覧いただきながら、お話をさせていただく、大変良い機会となりました。ポスターはそれぞれ、その年の優秀賞、最優秀賞を受賞し、古書への関心の深さと古書の魅力の広がりを感じることができました。ポスターの詳細は下記よりご覧ください。

開催年
2020
出展社
立正大学古書資料館