「博物館学芸員と図書館司書の協働によるレファレンス体制の構築にむけて—カンピソㇱ ヌカㇻ トゥンプ 国立アイヌ民族博物館ライブラリの研究活動から」
国立アイヌ民族博物館について
アヌココㇿ アイヌ イコロマケンル 国立アイヌ民族博物館は、「先住民族であるアイヌの尊厳を尊重し、国内外にアイヌの歴史・文化等に関する正しい認識と理解を促進するとともに、新たなアイヌ文化の創造及び発展に寄与する」ことを理念として、2020 年7 月12 日に北海道・白老町にオープンしました。当館では、アイヌ文化の展示、研究、資料情報収集、広報普及、教育、人材育成に努めています。
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カンピソㇱ ヌカㇻ トゥンプ 国立アイヌ民族博物館ライブラリについて
カンピソㇱ ヌカㇻ トゥンプ 国立アイヌ民族博物館ライブラリは、アイヌ文化や歴史を取り上げた書籍を中心とした「開かれた専門図書室」です。展示や体験プログラムを通してアイヌ文化に興味を持った人に、次に手に取ってもらえる本をはじめ、専門的な学術書、世界の先住民族についての図書、絵本や写真集、図鑑など、幅広い世代の方々に向けた図書を用意しています。
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内なるMLA連携
MLA連携とは本来、博物館(Museum)、図書館(Library)、文書館(Archives)の間で行
われる対外的な種々の連携・協力活動を指しますが、当館は、一つの施設でMLA の複数の要素をカバーする「複合館」であるため、館内での「内なる連携」を課題として検討してきました。
その経過として、2022年度のポスターセッションでは、「博物館学芸員と図書館司書の協働によるレファレンス体制の構築にむけて—カンピソㇱ ヌカㇻ トゥンプ 国立アイヌ民族博物館ライブラリの研究活動から」というタイトルで発表いたします。ぜひご覧ください。
パスファインダーの作成
「図書館的なレファレンスと博物館的なレファレンスをケースバイケースで組み合わせていくことの重要性」という事を意識して手掛けたパスファインダーの一例が以下になります。今後もこれについては検討を重ね、充実を図っていきたいと思っています。
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