持続可能なデジタルアーカイブシステムをいつまでも伝え残すための私たちの答えがここにあります

あまのがわ
サスティナブル
アーカイブ
ギャラリー

持続可能なデジタルアーカイブに興味関心のある方に「サスティナブル・アーカイブ・ギャラリーあまのがわ」をぜひお伝えしたい。これは私たちが20年以上にわたる活動のなかでようやくたどりついたひとつのデジタルアーカイブのスタイルです。この機会にぜひご覧ください。


何のためのデジタルアーカイブなのか?学術・文化的 な側面からみれば後世に記録を残すこと…と答えが 返ってきますが、私たちは民間のNPO法人としてもう 少し身近な目的を考えています。デジタルアーカイブ による記憶の共有は、いわゆる世代間ギャップを超え て思い出をともにすることができます。先輩者の言葉 からだけでなく視覚的にも発足時・創業時から今日に 至るまでの記憶を共有する機会をつくること。そこに 二人以上の人がいればコミュニティが生まれます。家 族や地域、会社や団体などにおいて思い出の共有は結 びつきを強くすると考えています。個人にとっても過 去の自分と向き合う機会は自己肯定感を高めます。同 様に思い出の共有がコミュニティプライドを高めるも のと信じています。 この機会にぜひ、このような目的をもってデジタル アーカイブづくりに取り組んでみてはいかがでしょう か? 私たちはハンズオンでいっしょに伴走しながらお 手伝いいたします。

 

Archive: アーカイブ

私たちのミッションは、デジタル技術で記憶を記録にとどめ、過去と現在を未来へと繋げるお手伝いをすることです。

記憶を記録としてとどめ、後世に伝え残す取り組みをアーカイブといいます。私たちはデジタル技術を用いて、過去と現在を未来へ繋げるお手伝いをする活動に取り組んでいます。地域の記憶から企業や団体の記憶、家族や個人の記憶など様々な記憶を大切な財産としてデジタルで記録し残し伝えていきましょう。

記憶の共有が共同体の絆を深める

Concept: コンセプト

私たちが求めてきたのは、最新の技術に依存することよりも持続可能なデジタルアーカイブのスタイルでした。

 情報化が進歩し、新しい技術が数多く登場するインターネットの宇宙。
 その中において、いつまでも、どこまでも、何代もあとの子供たちにも、伝え残せるデジタルアーカイブをみんなの手でつくっていく。私たち地域資料デジタル化研究会は、そんな社会的な運動が必要だと考えています。特定のウェブDBシステムや特定のプラットフォームに依存することのないデジタルアーカイブのかたちこそ、これからの持続可能性を求める時代にふさわしいものではないかと考えています。

サスティナブル・アーカイブ・ギャラリーあまのがわ ( https://amanogawaginga.jp/

は持続可能なデジタルアーカイブたちが、銀河系の星々のように渦をまきながら継続できる場所として開設いたします。
 持続可能なデジタルアーカイブのかたちはとてもシンプルです。その本質は、マスターとなる画像や映像や音声などのメディアデータとその内容を記した目録データの保存と、共有のための生成型静的ウェブでできています。この生成型静的ウェブのフォルダはどんなウェブサーバに対してもフォルダをまるごとコピーするだけで動作します。加えてハードディスクドライブやUSBメモリの中であってもオフラインでも閲覧することができます。
 デジタルアーカイブはお金がかかる、デジタルアーカイブはお金を払い続けないと維持できないという思い込みから解放されませんか? そして私たちと一緒に、この技術的には少し古くて、それでいて持続可能なデジタルアーカイブづくりという新しいムーブメントに参加してみませんか?

 

NPO会員随時募集中です。
私たちといっしょに、デジタルアーカイブのあまのがわ銀河をつくっていきませんか?


Style: スタイル

  1. 資料整理
    お預かりした資料を、一点一点丁寧に整理します。 資料生作業は、それぞれの資料を保存袋に入れて整理 し、資料の名称や内容、年代や地域などを調査しなが ら、目録情報の基本的なデータベースを作成します。 その上で、各資料のファイル名や保存袋名称などを確 定し、次のデジタル化作業を効率よくすすめるための 準備を行います。この時点で資料の総数や作業工程を 確定し、かかる費用の詳細や納品までのスケジュール を確定いたします。
     
  2. デジタル化
    各資料のデジタル化作業工程は、対象となる資料に よってかわります。紙や写真のような平面的な資料 は、イメージスキャナを使ったデジタル化作業と、デジ タルカメラ撮影によるデジタル化作業があります。録音 テープなどの音声資料や、8ミリフィルムやビデオテー プなどの映像資料のデジタル化も対応いたします。 さらに立体物の3Dデータや建築物の室内などのメタ バース(VRなど)にも対応できるデジタル技術を日々 研究開発中です。
     
  3. 生成型静的HTML
    既存のデジタルアーカイブの多くが、特定のデジタル アーカイブシステムに依存していますが、持続可能なデ ジタルアーカイブを求めた結果として、私たちは静的な HTMLファイルを自動生成させる方法でウェブサイト を構築しています。基本となるテンプレートを作成し、 目録情報を必要箇所に差し込みながらHTMLファイル を自動生成し保存袋ページや個々の資料詳細ページを 作成。リストは場所、時間、名称などから探すことが できます。
     
  4. 納品/資料保管
    できあがった、マスターメディアファイルと目録情報、 およびウェブサイトデータなどをUSBメモリに保存し て納品パッケージを作成してお渡しいたします。USB メモリは内容がわかるタグと、Type-C用のアダプタも セットにしています。 ご要望があれば、現物の資料を保存袋に入れた状態で ご返却することもできますし、私ども保管施設にてお 預かりすることも可能です(有料)。 ウェブサイトは、サスティナブル・アーカイブ・ギャラ リーあまのがわ サーバに保存して公開することもでき ますが、お客様のウェブサーバに保存することも可能 です。 
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対象
自治体
公共図書館
郷土資料館
博物館
イベントの有無
無し
担当者
堀水清美
電話
090-2491-4085
メールアドレス
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FAX
0551-45-8905