大学図書館職員の研究成果発表の場として、1972年に創刊された雑誌『大学図書館研究』。その50年の歩みを振り返ります。
国公私立大学図書館協力委員会が発行する『大学図書館研究』は、大学図書館職員の研究成果発表の場として、1972(昭和47)年に創刊されました。2017(平成29)年12月からはオープンアクセス誌としての刊行を開始し、2019年(平成31)年3月にはJ-STAGE上で創刊号からすべての論文を公開するに至っています(公開辞退の記事を除く)。
創刊50周年記念号となる122号では、「『大学図書館研究』の50年を振り返る」と題した小特集を企画しました。ご寄稿いただいた複数の論考に加え、『大学図書館研究』編集委員会委員で分担して、『大学図書館研究』のこれまでの歩みを大学図書館界の動きとともにまとめた年表を、6頁に渡り掲載しています(https://doi.org/10.20722/jcul.2148)。
ここでは、年表に記された事項のなかからいくつかをピックアップし、創刊当時の打合せの記録や各号の編集後記などから、その時々での編集委員らの奮闘をひも解くとともに、これからの『大学図書館研究』の進むべき方向性について考えていきます。
年表とエピソード
1972(昭和47)創刊
- 12月,「大学図書館研究」が国立大学図書館協議会の準機関誌として創刊(実際の刊行は1973年3月),図書館職員が日頃の研究成果を発表する場を設け,業績の積み重ねによって専門職としての力量をアピールし現状を打破しようという意図による。編集は国立大学図書館協議会司書職制度調査研究班,発行は学術文献普及会により,年2回刊行
苦難の幕開け 『大学図書館研究』は、いくつもの課題を抱えたままスタートしました。その課題の一つが財源です。窮地を救ってくれたのは、財団法人 文献普及会でした。 「これに対する朗報は財団法人文献普及会の岡田理事からもたらされた。経費について一切普及会の負担で行ってもよい。そして、見透しとして健全な発行には500部程度は定着した購読部数が必要であるとの経験談もあった。1,000部までは手弁当の覚悟で行うとする「研究班」としての意思はこれで固まったのである。」 しかし、創刊号の売り上げは、芳しいものではありませんでした。 「昭和48年(1973)6月12日,新潟市,晴,第20回国立大学図書館協議会総会の懇親会から抜け出した司書職調査研究班の委員すなわち編集委員はホテルの和風の喫茶室に集合した。敷かれた毛氈の色に比して話題は明るくなかった。500部で採算が合う1,000部が目標の胸算用に対し,岡田理事から伝えられた第1号の販売部数は目標の2割そこそこであった。」 (斜体字引用)岡崎 義富, 第20号を迎える『大学図書館研究』 -論題にみる大学図書館の問題史-, 大学図書館研究, 1982, 20 巻, p. 115-122, 公開日 2018/12/12, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.705, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/20/0/20_705/_article/-char/ja |
1975(昭和50)公立大学の図書館職員も投稿可に
- 第8号(1976年3月)より,編集に公立大学協会図書館協議会が参加,原稿募集要項の投稿資格に「公立大学の図書館職員」を追加
『大学図書館研究』編集委員会発足 公立大学図書館協議会が参加し新たに発足した編集委員会の初代委員長である大饗茂氏(筑波大学附属図書館長)は,第9号に,「編集委員会発足に当って」と題した決意表明を含む挨拶文を寄せています。 「「大学図書館研究」がこの度国立大学図書館協議会の正式機関誌の立場を離れて,公立大学の図書館協議会をも含めての,準機関誌として新発足することになり,その際,編集委員長を設け,東京地区あるいは関東地区の理事館の大学付属図書館長をあてるという事で,はからずも経験の非常に浅い私が引き受けることになりました。(中略)編集委員会では,企画について少しづつ今までとは変った構想をねりはじめておりこれを契機に,「大学図書館研究」をさらに立派な学術研究誌の一つとして育てて行く覚悟ております。今までの創生期の編集をおやり下さいました諸氏に感謝すると共に今後の皆様の暖かい御援助と御協力を重ねてお願い申し上げます。」 (斜体字引用)編集委員会発足の経緯, 大学図書館研究, 1976, 9 巻, p. 68-69, 公開日 2019/02/15, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.1382, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/9/0/9_1382/_article/-char/ja |
1977(昭和52)大学図書館研究編集委員会は新体制に
- 5月,新体制による大学図書館研究編集委員会の事実上の第一作となる第10号を刊行
- 第10号(1977年5月)より,表紙デザインを公募により三島慎一氏(東京大学附属図書館)作に変更
新生・『大学図書館研究』編集委員会、始動! 新体制での初回の編集委員会(1976.9開催)に出席した深川恒喜氏は、その後に、「あたらしい編集体制や姿勢がつくられるたたき台にでも」と、『大学図書館研究』の当初からの編集意図などについてメモにしたためています。 「大学図書館員、だれでも、自由に発言できる場が日本に、どれだけあるか。あってほしいと思う人は多い。しかしこれを具体的につくるのはほねおりである。このほねおりをかってでる人はそう多くない。ほねおりして、人のために活動したつもりでも、みる人は、結構、ケチをつけ批判する。この批判やケチをうけ入れつつ、これに屈せずやりぬくのは非常な苦労がいる。 日本の(国立大学の)大学図書館の成長のためには、どこかでだれかがこんな、苦労をしなければならないのは、実はうれしいことではないといえよう。 できた橋をわたるのではなく、橋をつくり、危険をおかしつつ、やっていくーこれが、なお、いま、なさねばならないことと思われる。」 (斜体字引用)「『大学図書館研究』創刊資料」より(東京大学総合図書館蔵) |
1980(昭和55)表紙デザイン変更
- 第17号(1980年10月)より,表紙デザインを砂川淑子氏(一橋大学附属図書館)作に変更
デザインを一新した第17号 第17号の編集後記には、次のように記されています。 「先づ17号を手に取って別の雑誌かと思われる程表紙の紙質、デザインが変りました。創刊以来4度目の返信です。デザインは「大学図書館協力ニュース」のシンボルマークを創った一橋大学附属図書館の砂川淑子さんです。」 1980年は,『大学図書館協力ニュース』発刊の年でもありました。 (斜体字引用)田辺 広, 編集後記, 大学図書館研究, 1980, 17 巻, p. 136, 公開日 2018/12/27, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.668, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/17/0/17_668/_article/-char/ja |
1982(昭和57)新たな原稿募集要項を掲載,応募資格の国公私立の設置者別の壁を廃止
- 第20号(1982年5月)より,新たな原稿募集要項を掲載,応募資格を「大学図書館の職員,その他の大学図書館の関係者」とし,国公私立の設置者別の壁を廃止
- 10月,「第1号-第20号総索引」刊行
名実共に日本の大学図書館職員のための研究誌を目指して 第20号の編集後記には,原稿募集要項の改訂に込められた,当時の編集委員の強い思いが記されています。 「本誌が続いてきたこの10年間におけるわが国大学図書館の発展は全ゆる面にわたって隔世の感があり、その変貌と隆盛、そこで求められる私たち図書館職員のあり方などは、創刊号ですでに予見され、暗示されていたように痛切されてなりません(創刊に寄せて、創刊を祝す、創刊由来記参照)。そしてこの先10年の軌跡はおそらくこれまで以上に変革の振幅が激しいものとなるでしょうが,本誌はその波間をのりこえていく水崎案内役として役立つ存在となってほしいと願わずにはいられません。 そこで今回原稿募集要項を全面的に改訂して,名実共に日本の大学図書館職員のための研究誌としたいという決意を表明いたしました。」 (斜体字引用)金子 豊, 編集後記, 大学図書館研究, 1982, 20 巻, p. 145, 公開日 2018/12/12, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.1662, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/20/0/20_1662/_article/-char/ja |
1984(昭和59)編集委員会が国立大学図書館協会から国公私立大学図書館協力委員会へ
- 9月,第15回国公私立大学図書館協力委員会にて,大学図書館研究編集委員会を,国公私各協(議)会の了承のもと,同協力委員会の専門委員会とすることが承認・決定
- 1985年2月,第16回国公私立大学図書館協力委員会にて,大学図書館研究編集委員会運営細則案を承認,同細則に基づき,同委員会の主査,国立大学図書館協議会・公立大学協会図書館協議会及び私立大学図書館協会推薦の委員の委嘱について承認される。
- 同年2月,(財)学術文献普及会と国公私立大学図書館協力委員会との間で出版契約締結
現在の編集委員会体制の確立 第25号の編集後記において,蓑輪武氏(東京工業大学・委員長代理)は,編集委員会が国公私立大学図書館協力委員会の専門委員会になるまでの経緯を次のように述べています。 「本誌の刊行が,現行のような編集委員会体制によって行われるようになったのは,本誌No.9(昭和51年12月31日発行)からである。それ以前のNo.1(昭和47年)~No.8は国立大学図書館協議会の司書職制度調査研究班が編集事務を行っていた。奥付にはNo.1~No.7は国立大学図書館協議会編集,No.8は国立大学図書館協議会,公立大学協会図書館協議会編集とある。No.10(昭和52年)より原稿応募資格に公立大学図書館関係者を含め,さらにNo.12(昭和53年)より編集委員会に公立大学図書館が参加するようになった。そしてNo.20(昭和57年)より原稿応募資格に私立大学団蓄館関係者も含め,優れた種々の論文が各方面より集るようになった。 その後,私立大学図書館からも編集委員会に加はって本誌の体質強化をはかり、名実ともに日本の大学図書館職員のための論文誌としたいという念願は熾烈に続いていた。編集委員会はその具体的方法を種々模索し検討を行ってきたが、昭和54年に発足し,毎年着実にその歩を進め国公私大学図書館間の相互協力活動を展開している国公私立大学図書館協力委員会の傘下に加わってその専門委員会の一つとして活動を続ける事が現状では適当であらうという事になり,関係各方面の深甚なる配慮・ご協力の結果,昭和59年9月に開催された第15回国公私立大学図書館協力委員会においてその傘下に加入することを認められた。」 そして、編集後記は以下の言葉で締めくくられています。 「創刊以来今日まで本誌を守り育てて下さった熱心な大学図書館職員,関係者,毎号苦労された先輩歴代編集委員の皆様に深く感謝の意を表すとともに,一目も早く私立大学図書館より新委員を迎え,新しい体制のもとにますます発展される事を心より祈念するものである。 最後に創刊号より今日まで採算上の困難にもめげず,本誌の発行・発売に絶大なる努力を傾注してきた学術文献普及会に敬意を表するものである。」 (斜体字引用)蓑輪 武, 編集後記, 大学図書館研究, 1984, 25 巻, p. 101, 公開日 2018/11/09, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.1657, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/25/0/25_1657/_article/-char/ja |
1992(平成4)創刊20年 & 販売部数1,000部突破
- 第40号(1992年9月)にて,創刊20年
- 第41号(1993年1月)で販売部数が1,000部を突破
20年来の悲願の達成 「嬉しいニュースを紹介します。」 第42号の編集後記は、こんな言葉で始まっています。 「前号(41号)から本誌の販売部数が1,000部を超えました。(中略)1,000部達成は本誌創刊時の将来目標であったとのことですので、ここに20年をかけてこの目標が達成されたわけです。これから21世紀かけての本誌の充実・発展と販売部数2,000部達成に向けて、本号よりあらたなスタートが始まったものと言えましょう。」 (斜体字引用)門田 泰典, 編集後記, 大学図書館研究, 1993, 42 巻, p. 105, 公開日 2018/02/10, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.1640, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/42/0/42_1640/_article/-char/ja |
1994(平成6)「新たな飛躍への助走 :『大学図書館研究』自己点検・評価報告書」を掲載
- 第44号(1994年8月)より,年3回刊行
- 第46号(1995年4月)巻末に,「新たな飛躍への助走 : 『大学図書館研究』自己点検・評価報告書」を掲載
1996(平成8)編集の電子化開始
- 事務局に事務用PC導入,編集委員会関連の連絡に電子メールを使用
- 第50号(1996年1月)より,原稿募集要項を改正し,手書きからPC使用,郵送から電子メール送信を前提とする内容に変更
時代とともに変化する原稿募集要項 1996年の改正は、電子メールの普及など情報技術の進展が感じられるものであると同時に、フロッピーの利用など編集作業は現在に比べまだまだ煩雑であったであろうことを想像させられます。 「原稿は電子メールまたはフロッピーでの送付を原則とし、手書き原稿も可とする。電子メール、フロッピーでの送付について、文字はプレインテキスト形式(txt形式)もしくはhtml方式とする。」 「図の原稿は、白い紙に黒インクで書いたもの、又は電算機から打ち出したものとする。」 (注:それ以前は「図の原稿は、トレーシングペーパーまたは青色方眼紙に、墨または黒色インクで書く。」とされていた。) (斜体字引用)門田 泰典, 編集後記, 大学図書館研究, 1993, 42 巻, p. 105, 公開日 2018/02/10, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.1640, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/42/0/42_1640/_article/-char/ja |
1998(平成10)査読作業にも電子メール導入
- 第54号(1998年12月)より,メーリングリストを使った編集を開始
2002(平成14)編集委員会にDomier氏参加
- 第65号(2002年8月)より,原稿募集要項を改正し,「7.著作物の再利用」を「7.著作物の再利用及び電子化と公開許諾について」に変更
- 8月より,試行的にマサチューセッツ大学のSharon H. Domier氏を編集委員に招聘
Domier氏の招聘 加藤晃一氏は,Domier氏の招聘の経緯について,次のように述べています。 「編集委員となって早々に東工大事務部長の異動があり笹川郁夫氏が大埜氏の後任として主査に就任した。笹川氏はGlobal ILL Framework (GIF) の立ち上げに携わるなど日米間における学術コミュニケーションの改善,国際連携に尽力されており,課題の一つであった『大学図書館研究』の国際化に力を入れるべく,その人脈から2002(平成14)年8 月にマサチューセッツ大学アマースト校のリエゾン・ライブラリアンであるSharon H. Domier 氏を編集委員として招聘している(招聘にあたっては国公私立大学図書館協力委員会に予算増額を申請し承認されている)。Domier 氏による英語抄録の作成やキーワードの英語化などの支援等によって『Library and Information Science Abstracts』の採録に繋がり海外への情報発信の強化を図ったことに加え,日本と米国の図書館員との橋渡しも担っていただいた。」 Domier氏はその後,第103号(2016年3月)まで14年間の長きにわたり編集委員を務められ,第80回国公私立大学図書館協力委員会(2016年7月29日開催)では,その貢献に対して感謝状が贈られました。 (斜体字引用)加藤 晃一, 『大学図書館研究』の変革期, 大学図書館研究, 2022, 122 巻, 公開日 2022/12/08, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.2143, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/122/0/122_2143/_article/-char/ja |
2003(平成15)表紙デザインと版型を変更
- 第69号(2003年12月)より,編集委員会の下に設置された企画委員会による原稿の推薦・執筆依頼を実施
- 第70号(2004年3月)より,表紙デザインと版型を変更
2010(平成22)電子ジャーナル化の実験を開始
- 第90号(2010年12月)より,「クラウド環境における電子出版・リポジトリ実証実験」がCSI事業に採択され,OJS(Open Journal Systems)を利用した電子ジャーナル化の実験を開始
2013(平成25)掲載後1年経過した記事・論文等のオープンアクセス化開始
- 7月,国公私立大学図書館協力委員会にて本誌のオープンアクセス化を承認
- 創刊号からの本文の電子化を開始
- 2013年から2014年にかけ,創刊号から72号までの公開許諾の調査を実施
- 2014年2月,掲載後1年経過した記事・論文等を,本誌ウェブサイト上にて無償公開する形式でオープンアクセス化開始
- 2014年3月,学術文献普及会と発行後1年を経た論文の公開に関する覚書を締結
完全オープンアクセス化までの道のり 50周年記念号である第122号では,主に2015(平成27)年から2019(平成31)年を中心に『大学図書館研究』編集委員会の事務局としてこの過渡期に働いたメンバー」4名による,完全オープンアクセス化までの道のりに係る論文を掲載しています。 当該論文の抄録には,次のように書かれています。 「『大学図書館研究』の完全オープンアクセス化においては,規程の改正,プラットフォームの変更とデータ移行,編集委員会体制の再整備などの多くの変更があった。このようなオープンアクセス誌の発行にともない直面した課題を記録するとともに,創刊号からの完全電子アーカイブ化に至る工程を示す。」 多くの課題に直面しつつも完全オープンアクセス化を実現した、編集委員たちの奮闘の数々を,ぜひご一読ください。 (斜体字引用)鈴木 宏子, 杉田 茂樹, 石川 一樹, 山本 順也, 『大学図書館研究』完全オープンアクセス化までの道のり, 大学図書館研究, 2022, 122 巻, 公開日 2022/12/08, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.2145, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/122/0/122_2145/_article/-char/ja |
2017(平成29)J-STAGE 上でオープンアクセス誌としての刊行を開始
- 第106号(2017年5月)にて,冊子体での刊行を終了
- 6月,網羅的電子化公開作業開始
- 6月,編集委員会体制の整備開始
- 6月,査読勉強会を実施
- 第107号(2017年12月)より,J-STAGE 上でオープンアクセス誌としての刊行を開始
- 2018年2月,OJS運用終了
- 第108号(2018年3月)より,著者情報にORCIDの掲載を開始
オープンアクセス誌としての刊行開始 記念すべき第107号の編集後記には,OA化に貢献した人々への感謝の意が表されています。 「大学図書館研究は前号で冊子体での刊行を終了し,この第10号よりオープンアクセス誌としての刊行を開始しました。(中略)過去の編集委員を含め,数年に亘って「大学図書館研究」OA化への移行に伴う膨大な作業にご尽力いただいた皆様に感謝いたします・このOA化により,「大学図書館研究」という雑誌を介した「知」のコミュニケーションがさらに実りあるものになれば幸いです」 (斜体字引用)伊勢 幸恵, 編集後記, 大学図書館研究, 2017, 107 巻, 公開日 2018/01/27, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.1710, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/107/0/107_1710/_article/-char/ja |
2022(令和4)創刊50周年
- 12月,第93回国公私立大学図書館協力委員会にて,2023年度以降は大学図書館研究の刊行を年3回から年2回とすることを報告
- 12月,創刊50周年記念号となる第122号を刊行
更なる50年に向けて 「今後更なる50年,その先を見据え, みなさまの図書館活動を支えるべく『大学図書館研究』を継続できればと思います。今後とも引き続き大学図書館関係者みなさまの積極的な論文投稿をお願いできれば幸いです。」 (斜体字引用)吉場 千絵, 編集後記, 大学図書館研究, 2022, 122 巻, 公開日 2023/04/26, Online ISSN 2186-103X, Print ISSN 0386-0507, https://doi.org/10.20722/jcul.2150, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcul/122/0/122_2150/_article/-char/ja |
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『大学図書館研究』編集委員会 ポスター作成チーム
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