国立女性教育会館(NWEC)は、埼玉県にある男女共同参画を推進する唯一のナショナルセンターです。
国立女性教育会館は、令和8年4月から「(独)男女共同参画機構 」として新たな事業を展開します。
全国津々浦々、あらゆる分野で皆様とともに、男女共同参画を進めてまいります。
NWECの中には、図書15万冊、学術誌からミニコミまで4,200タイトルの逐次刊行物、62万件以上の新聞記事を所蔵・提供する、ジェンダー問題に関する専門図書館「女性教育情報センター」があります。
女性アーカイブセンター企画展示「女性関連施設のあゆみ展」
国立女性教育会館(以下NWEC)は、2026年に主管を内閣府へ移し、内閣府・文部科学省共管の新法人「男女共同参画機構」として始動することとなりました。
NWECは、学ぶ場を求める女性たちの声により、1977年に文部省の附属機関として発足しました。日本の女性団体の活動拠点として設立された戦前の女性関連施設は、1886年に発足した東京婦人矯風会による慈愛館(現:矯風会館)、1915年東京YWCAによる神保町会館、1937年日本女子会館などがあります。戦後は地域婦人会が募金活動や行政の支援により各地に婦人会館を設立しました。その後、女性の地位向上への国際的な後押しもあり、1970年以降には公設の女性センターが次々と設立されました。こうした女性関連施設は、現在、全国で約450施設となっています。(2025年9月現在)
NWECが新法人となる節目にあたり、女性関連施設のあゆみを振り返り、男女共同参画のさらなる促進に向けての課題を考える展示を行います。
◆開催日時: 2025年10月7日(火) ~2026年5月31日(日)
◆会場:独立行政法人国立女性教育会館
◆開室時間:9時~17時
◆休室日:会館休館日
会館休館日の詳細はこちら https://www.nwec.go.jp/about/use.html
◆入場無料
詳細はこちら
https://www.nwec.go.jp/event/archivecenter/tenji2025ayumi.html
2026年度年間パッケージ貸出 申込受付中!
パッケージ貸出とは、女性教育情報センターの男女共同参画やジェンダー、フェミニズム等に関する所蔵資料を、テーマに合わせてお届けするサービスです。
対象は大学、女性関連施設、公共図書館、高校、企業などの機関・団体です。
年間パッケージは、NWECが選定した図書を、テーマに合わせて1年間ご利用できるサービスです。
教育・研究・学習などにご活用いただいております。
申込期間:2025年11月1日(土)~12月19日(金)
詳細は下記ページをご覧ください。
https://www.nwec.go.jp/database/lease/PKGservice.html

知らないなんてもったいない!ジェンダー情報の調べ方 オンラインセミナー2025(11月13日)テーマ:メディアとジェンダー
ジェンダーに関する文献情報を中心に、NWECの女性情報ポータル”Winet“を使った情報の探し方について、オンラインでの情報提供を年に3回程度行っています。テーマは毎回異なります。
過去のテーマはこちら
リプロダクティブヘルス/ライツ、女性の政治参加、ヤングケアラー、出産の歴史、男女共同参画社会基本法、
新型コロナウイルス感染症とジェンダー、男女雇用機会均等法、「子どもを持つ、持たない、持てない」
直近のセミナーはこちら
◆開催日時: 11月13日(水) 11時~12時
◆対 象: ジェンダーに関する情報を得たいと思っている方
◆開催方法: Zoomミーティングによる開催
(Webカメラ・マイク機能(外付け可)のあるPC等でご参加ください)
◆テーマ:メディアとジェンダー
詳細、お申込みはこちら
https://www.nwec.go.jp/event/event/20251113Winet.html

そのほか、ゼミなどのグループを対象に、ご希望のテーマに合わせた情報の調べ方セミナーも開催可能です。お気軽にお問合せください。