概要

 

図書館は成長する遊機体である

2022年度のキーワードは「遊び」

遊びには大きな力があります。ゲームをクリアする過程で、自ら考え工夫する思考力・創造力が自然と養われるだけではなく、一見して無意味と感じられる遊びの中に、大きなイノベーションを生み出すきっかけとなるセレンディピティが誘発されることもあります。

 

2022年度は図書館サポーターApricot Conciergeの学生メンバーとともに、利用者が楽しみながら自然と本に親しむことができるよう、ゲーム性を取り入れたイベント企画に注力しています。さらに、「ゾンビ研究所」をはじめアカデミックシアターで展開されている様々な文理融合・実学プロジェクトとの協働による企画展示やイベントを実施してきました。

 

読書のインプットとアウトプットが融合する知のテーマパークのような、学生だけではなく図書館スタッフも一緒になって楽しみながら書棚を冒険できる場所。学生とともに進化し成長する「遊」機体のような図書館を目指しています。本展では、この分野でご活躍されている方々からのお話も伺いながら、場としての図書館が遊びやゲームを取り入れることで、どのような未来が実現できるのか、新たな方向性を模索してゆきます。

【特別対談】

図書館とゲームを語る

 

  【サムネ】ゾンビ英単語_0

 

【ゲーム企画・事例紹介】
BHOサムネイル3

 

  文学かるたサムネイル

 

 

近畿大学中央図書館

2022年3月、東大阪キャンパス内にある近畿大学中央図書館が、老朽化した旧本館から東に隣接する10号館に移転し、図書館単独棟としてリニューアルオープンしました。開架図書冊数は約50万冊でこれまでの約3倍となり、これまで以上に充実した資料提供を実現しています。また、新たな試みとして、全フロアに学内で初めて、オールジェンダートイレを設置しています。

 

 

 

近畿大学アカデミックシアター

近畿大学アカデミックシアターは、建学の精神「実学教育」と「人格の陶冶」を礎に、人間のあらゆる知的好奇心を揺り動かす”知の劇場”です。文理の垣根を越えて社会の諸問題を解決に導く新たな学術拠点として2017年にオープンしました。アカデミックシアターには実学の基礎となる図書分類「近大INDEX」、社会価値を生む実学プロジェクト「ACT EX(イーエックス)」、モノづくりを実現する実学の実践拠点「THE GARAGE」の3つの機能があります。中央に位置する図書エリア「ビブリオシアター」は中央図書館の分館のひとつとして、従来の日本十進分類法とは異なる独自の図書分類「近大INDEX」に基づき、1階エリア「NOAH33」と2階エリア「DONDEN」で構成されています。

 

 

 

 

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開催年
2022
出展社
近畿大学中央図書館 ・アカデミックシアター
webサイト

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