「ジャパンナレッジSchool」(開発・運営:株式会社ネットアドバンス、販売代理店:株式会社紀伊國屋書店)は、二大百科事典を中心に、中高生の学習に役立つ辞書・事典、新書・文庫、雑誌、地図、統計資料など、全70種類、1,000冊以上を一括検索・閲覧できます。
出版各社から提供された信頼できる情報を24時間いつでも、どこでもオンラインで利用できるWebサービスです。
思考力・学ぶ力を育てる充実のコンテンツを、探究学習、読書活動、教科学習、進路指導など教育現場のさまざまな場面で活用いただいています。
このページでは、導入校での活用事例や搭載コンテンツの一部の活用事例をご紹介いたします。ぜひご覧ください。
ジャパンナレッジSchoolの詳細はこちら
独自プログラム「探究の扉」で文系・理系テーマを探究し、大学で学びたいことを理解する
東海大学付属大阪仰星高等学校
授業内容:「探究の扉」を作成して、答えがすぐに出ない「問い」を見つける
担当:坂尻先生
主な活用コンテンツ:新書・文庫

「探究の扉」とは
「探究の扉」は、高校1年生を対象とした「総合的な探究の時間」のプログラム。生徒たちは、前期は文系テーマ、中期は理系テーマで「探究の扉」に取り組む。それらを踏まえ、後期では生徒自身が個人テーマを設定する。2年生はその個人テーマをもとにした「ゼミ」に分かれて1年間探究活動に取り組む。ゼミ内発表で選ばれた5人が講堂での探究発表会に参加する。今年度前期の学問テーマは、経済・社会・教育・芸術・語学の5つの分野を設定。
(坂尻先生)当校は学業以外にもラグビー、サッカーなどの部活動がさかんで、「文武両道」を重んじています。部活動で活躍できる生徒もいれば、勉強ができる生徒もいる。でも、どちらも高い水準の生徒は限られています。以前から、評価軸は多様でありたいと思ってきました。文武以外にも自分の「好き」を極め、社会に出て活躍するケースは山ほどあります。自分の好きを追究する方法だとか、好きを深掘りする方法を理解して、多面的に思考できる。そんな生徒たちを学校で育てていきたいのです。
探究科を受け持つことになって、多様な価値観で一生懸命何かに打ち込める、そんな環境を生徒たちに提供できるのではないかと思いました。「探究の扉」はそんな思いから生まれたプログラムです。
「探究の扉」、個人とグループのプロセス
| (1) |
5つの「学問テーマ」から選んだ学問に関する調べ学習を、ジャパンナレッジSchool(以下、JKS)で関連の新書を読んだり調べたりして、その学問に対する見識を深める(個人)。今回は「心理学」」。参考にした文献はJKSの新書・文庫より『10代と考える「スマホ」』(竹内和雄著、岩波ジュニアスタートブックス)」 |
![]() |
| (2) | 調べていくなかで疑問に思ったことを挙げ、調べる。疑問の中から、自分が熱中して探究できるものを選ぶ(個人)。 |
※(1)と(2)は何度も繰り返されることが理想 |
| (3) |
「学問テーマ」から「テーマに関する調べ学習」を行い、「テーマ」を決めていく。 JKSで関連の新書を読んだり調べたりして、その学問に対する見識を深め、いちばん取り組みたいと思う「テーマ」を考え設定(個人)。 |
![]() |
| (4) | 選んだテーマから「問い」を作る(個人)。 | |
| (5) |
立てた「問い」に関する調べ学習をし、不十分な問いであれば問いを立て直す(個人)。 ※グループ活動から始めると周囲に流されやすいため、まずは個人で取り組む。自分の好き嫌いや大切にしたい価値観と向き合う自己理解の機会を設け、それがキャリア教育にもつながる。 |
![]() |
| (6) |
同じようなテーマの生徒たちをグループにして議論させ、グループでの「問い」を決める。問いとテーマから話し合った問いを書き込む(グループ)。 グループで決めた「問い」のブラッシュアップは、個人とグループの往還で取り組む。アクティブラーニングの「シンク・ペア・シェア(Think-Pair-Share)」の手法。 |
![]() |


(坂尻先生)ジャパンナレッジSchool(以下、JKS)は、同じ書籍に同時にアクセスできるのが魅力ですね。図書館の書籍だと1冊しかないから、どうしても早い者勝ちになってしまっていたんです。
また、グループ編成もしやすくなりました。JKSという生徒たち共通のフレームがあるので、同じ本を通じて、テーマの近い生徒たちが自然に集まりやすくなり、グループ探究の土台づくりに役立っています。
国際バカロレアには「エクステンド・エッセイ」という科目があります。本を3冊ほど読んだうえでテーマ設定し、エッセイを書くという内容です。ある程度、前提条件となる知識がないと、課題設定ができないんです。私も探究科を担当するときに、まずそのことを意識しました。JKSなら、こんな学問があるんだとか、こんな知識があるんだとか、生徒たちがワンクリックで知ることができます。それだけでもJKSの導入は成功だったと思っています。
校外の視点を取り入れ、3つのサイクルを経て深める「共創探究」
神奈川県立平塚江南高等学校
授業内容:基礎固めと多様なフィードバックに力を入れて取り組む探究学習
担当:辻先生、橋本さん(司書)
主な活用コンテンツ:「日本国語大辞典 第二版」「デジタル大辞泉」「日本大百科全書」
正しい情報収集の方法を学び、探究の基礎固めを行う
辻先生:本校は共通教科「理数」において探究活動を進めています。1年生の前期で科学的な探究に必要な研究倫理や統計学などの基礎知識を学びます。昨年度との大きな違いは、図書室オリエンテーションの見直しです。
司書の橋本さんに協力してもらい、図書室の利用方法だけではなく、ジャパンナレッジSchool(以下、JKS)をはじめとしたデータベースの使い方を丁寧に指導するようにしました。授業中も積極的に「調べ物はまずJKSを使ってみよう」「図書室でレファレンスを受けてみては?」とアドバイスしていることもあり、生徒たちの情報リテラシーが高まっているのを実感しています。研究を深める新しい視点は、多くの信頼できる情報にあたることで生まれるため、1年生の早いうちから正しい情報収集の方法を身につけることが重要だと考えています。
橋本さん:オリエンテーションは2クラス合同で30分という短い時間ですが、一方的に説明するのではなく、実際に生徒が手を動かしながら学べるよう工夫しています。オリエンテーション後の生徒は、自分で蔵書情報を確認してから質問してきたり、レファレンスの際も自分が必要としている情報をしっかり把握してから声をかけてきたりと、積極的に図書室を活用していてうれしく思いました。
静かな図書室というよりは、分からないことがあればすぐに立ち寄れる、利用しやすい図書室になるよう心がけています。
図書室オリエンテーションに利用している、JKSの使い方についての資料

JKSを活用した定義確認の徹底で、より深い問いをつくる
辻先生:2年生になると、本格的に探究学習が始まります。新たに「自然現象と数理」「生命・物質の世界」「環境問題と自然災害・防災」「人文・言語と社会、世界と地域」の4つの分野に分かれ、興味関心の近い3~5人で集まって、原則としてグループ研究を行います。
テーマはグループごとに新規で設定するのですが、ここで苦労する生徒が多いようです。そこで、「キーワードや研究対象をしっかり定義しよう」と指導しています。例えば、「文武両道」の意義について調べていた生徒は、「『学力』の定義は何だろう?」、「『武』は部活動以外にどのようなものが含まれている?」などと、テーマを分解して定義を固めることによって、問いが深まっていきます。こういった過程で活躍するのがジャパンナレッジSchoolです。複数の辞書を簡単に使えるのはもちろん、調べた言葉の類義語と比較して相違点を考えることで、さらに理解が進みます。また、自然文で検索できる「セマンティック検索(新書・文庫)」を使う生徒も多くいます。テーマに関する率直な疑問を入力すると、関連する新書を見つけることができ、問いの設定やその先の研究を発展させていく段階で役立っています。教員からしても、ウェブ検索や生成AIから得た検索結果よりも、書籍にあたって調べてくれるほうが安心です。
![]() |
![]() |
![]() |
■全文はジャパンナレッジSchool公式サイト:事例紹介からご覧いただけます。
小論文につなぐニュースレポート
目指す分野の理解を深めるために、関連ニュースを集めて読み比べをし、出てきた用語や背景を「現代用語の基礎知識」や「日経キーワード」などで調べました。その後、わかったことや分析、意見をレポートにまとめました。(宮城県仙台向山高等学校3年生で活用)
|
|
![]() |
デジタル主題図で世界の農業を分析、地理だけでなく理科でも使えるデジタル主題図
「世界学習地図ライブラリ 主題図版」の農業の分布図を用い、「各分類の農業は、どのような要因でどこに分布しているか」を生徒に考察させました。(鳥取県 私立中高一貫校高校2年生で活用)
「日本学習地図ライブラリ 主題図版」を使って、活火山の位置と震源地の分布を「プレートの境界」と重ね合わせ、その関係を理解する授業を行いました。(鳥取県 私立中高一貫校中学1年生で活用)
![]() |
![]() |

今年の夏にジャパンナレッジSchoolに搭載されている900冊以上の新書・文庫・英語多読書の中から好きな本を1冊選び、250~300字程度で、その魅力を紹介してもらう企画を開催しました。(応募受付終了)
長期休業中でも手元の端末から手軽に利用できるため、生徒が興味・関心に応じて本や情報にいつでもアクセスできます。
優秀作品は紀伊國屋書店新宿本店3階アカデミックラウンジで展示(2026年11月9日~12月13日予定)をいたします。
ぜひご来店いただき、生徒たちのおすすめ本や読書への思いが詰まった作品をご覧ください。
ジャパンナレッジSchoolにご関心のある方は、紀伊國屋書店学校教育営業部までお問い合わせください。











