”読み聞かせサークルに加わる”、”子供の遊び場をつくる”、”コミュニティ・カフェを運営する”・・・。
地域での活動に主体的に参加することで、人と社会との間には、様々な「つながり」が生まれます。
仕事や学校の枠を超えた、様々な背景を有する人々の知見や経験が、「つながり」を通してそれぞれに”気づき”をもたらすとき、地域活動は「まなび」の活動でもあると言うことができるのではないでしょうか。
地域の「まなび」を支援する公共図書館が、多様な地域活動と連携・協働することが、地域の「まなび」を豊かにするのではないか。その可能性を探ることが本セミナーのテーマとなります。
セミナー前半では、本に関わる地域活動に携わる実践当事者の方々より情報提供を行っていただきます。
後半では、長年社会教育・生涯学習に取り組んできた研究者の方を交えて、視聴参加者の方々からの意見をお聞きしながらディスカッションを展開していきたいと思います。
図書館の外に目を向けて、地域の活動との連携・協働に関心のある公共図書館関係者の皆様、ぜひご参加ください。
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【プログラム】
1.地域活動の実践事例紹介
①NPO法人情報ステーション代表 岡直樹氏
②フリーランス司書 荒仲けい氏
2.社会教育の視点からみた地域活動と図書館
(玉川大学 笹井宏益氏)
3.ディスカッション
「地域活動と公共図書館連携の可能性を探る」
(チャット参加歓迎!)
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【講師プロフィール】
笹井 宏益 氏
玉川大学 学術研究所 特任教授
1980年に文部省に入省。1995年に北海道大学助教授。1998年に国立教育政策研究所に転任。2012年からは国立教育政策研究所生涯学習政策研究部長。2017年から現職。専門は生涯教育全般。主な著書に『生涯学習のイノベーション』(玉川大学出版部)がある。
岡 直樹 氏
地域力研究所 代表理事
2004年にNPO「情報ステーション」を設立し、民間図書館事業を全国で展開。その活動が評価され、Library of the Year 2014 優秀賞をNPOとして受賞。地域コミュニティの仕掛けづくりをしながら、多世代コミュニケーションが自然と生まれるようなまちづくりに取り組む。
荒仲 けい 氏
フリーランス司書
地域でのうた語りの活動を通して、うたと物語の世界の魅力を伝える。歯科医師と協働した絵本出版プロジェクトにも携わる。2019年5月に絵本『はみがき あーん』を出版。
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開催年
2021
主催
図書館スタッフ株式会社
ブース出展
有り
担当者
図書館サービス部 山下
電話
03-5207-2851
FAX
03-5207-2852
メール
h_yamashita@librarystaff.jp