今年6月1日、93歳で逝去した写真家田沼武能は、世界の子どもたち、人間のドラマ、武蔵野や文士・芸術家の肖像を撮り続けるのをライフワークとしただけでなく、日本写真保存センターの代表としてフィルムの保存に尽力し、写真を文化として継承していくことにも大きな貢献を果たした。
田沼氏の生前の業績を振り返るとともに、写真のデジタル・データ化が当たり前となった現代において写真をフィルムとして残すことの意義について、紙の本から電子書籍への流れが進む図書館界の動きも視野に入れながら、「文化を後世に継承する」とはどういうことなのかを考える。
(1月19日更新)
録画をご覧いただけるようになりました。2月12日まで視聴できます。
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開催年
2022
主催
アートミュージアム・アンヌアーレ
登壇者
多田 亜生 株式会社クレヴィス顧問、濱谷浩写真資料館事務局長
棚井 文雄 写真家、一般社団法人日本写真著作権協会常務理事、公益社団法人日本写真家協会/日本写真保存センター統括
山崎 博樹 NPO法人IRI知的資源イニシアティブ代表理事
神代 浩 アートミュージアム・アンヌアーレ実行委員長、元東京国立近代美術館長