ゲーミング図書館アワード実行委員会では、ゲーミング図書館アワードの受賞候補機関の推薦を2023年10月13日までに、募集をしていたところ、多数のご応募をいただきました。
授賞式
2023年10月24日に図書館総合展で行われるフォーラム【図書館にゲームを普及する作戦会議】内で発表と授賞式をおこないました。
受賞館
「ゲーミング図書館アワード2023」の受賞館と受賞理由は、下記のとおりです。
大賞
「江戸川区立西葛西、東葛西、東部図書館」
選評:図書館の基本的な機能、収集、保存、利用にゲームがきちんと組み込まれ、図書館情報資源として「ゲーム」が位置づけられている点が他館の模範となります。今後も幅広くさまざまなゲームが取り入れられることを期待します。
優秀賞(ボードゲーム)
「京都府立丹後緑風高等学校久美浜学舎 くみこう図書館」
選評:主体的、対話的な学びの一つとしてボードゲームを学校図書館に先がけて導入し、府内他学校図書館に広がるきっかけとなっている点が素晴らしいです。今後もゲームと生徒たちが出会う場として広がっていくことを期待します。
優秀賞(デジタルゲーム)
「稲城市立図書館」
選評:図書館のPRにゲームを積極的に取り入れ新しい利用者層に呼びかけられているのではないでしょうか。今後はさらにゲームが館内サービスに取り入れられることを期待します。
審査員特別賞
「和光市図書館下新倉分館」
選評:ボードゲームを図書館情報資源として位置付け、地域の図書館として生涯学習や多様な体験を提供している点が素晴らしいです。今後もゲームの収集提供が広がっていくことを期待します。
ゲーミング図書館アワードゲーミング図書館アワードは、ゲームの提供や利用およびコレクション形成・展示などについて優れた実績のある図書館やアーカイブ機関を顕彰することを目的に、2023年からスタートする賞です。 図書館でのゲームの導入は、地域のコミュニティ形成、ゲームや遊びの価値の再評価、YAを中心とする図書館への入り口、経済的不平等の是正、さらには教育利用などの観点でユーザの高いニーズを反映しつつ海外で急速に発展を見せており、国内でも徐々に展開が進んでいます。 本賞は、さらにこのような動向を国内において後押しするものとして設置されました。 詳細については、「図書館とゲーム部」ホームページ内「ゲーミング図書館アワード」をご覧ください。 |