概要
Creative Commonsライセンス(CCライセンス)についてご存じですか?CCライセンスとは、著者が著作権を保持したまま、一定の条件を示して他者がウェブ上で作品を自由に利用できるようにするための仕組みです。CCライセンスを利用することで、著者は自由に論文等のコンテンツを流通させることができ、受け手もライセンス条件の範囲内で安心して再配布や再利用をすることができます。
この20年間にウェブ上で読める論文が着実に増加し、日本の機関リポジトリに登録された「本文あり」のコンテンツは現在約330万件を超えています。即時オープンアクセス義務化が進めばますます増えるでしょう。
一方で、この間に論文は人間が読むだけではなく機械が読むことが想定されるようになり、再利用可能であることが、オープンアクセスの重要な要素となってきました。gratis OA(読めるだけ)からlibre OA(CC等の自由なライセンス下で自由に利活用できる)へとオープンアクセスの概念が変化してきています。機関リポジトリに登録されているコンテンツを、問題なく利活用してもらうためには、CCライセンスがついていることが重要です。
みなさんの登録している収録しているコンテンツは大丈夫なのか?CCライセンスを付与するにはどうしたらよいのか?JPCOARでは昨年の冬からオンライン勉強会で検討を重ねてきました。これまでの勉強会とオンラインワークショップについて振り返り、みんなでCCライセンスについて語り合いましょう。
登壇者:高橋 菜奈子(新潟大学附属図書館)ほか
会場:スピーカーズコーナー 第1会場
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開催年
2025
主催
オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)
主催者webサイト
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