図書館・美術館・博物館がマゼマゼになったユニークな文化施設として賑わいを見せる「角川武蔵野ミュージアム」は、今年5周年を迎えました。2024年8月に急逝した初代艦長の松岡正剛氏の意志を継ぎ、館長に池上彰氏を迎え、新しい風を吹き込みながら、「第2ステージ」の展開を準備中です。
このフォーラムでは、現在開催中の「昭和100年+角川源義没後50年記念〜今だからこそ考える“絶対平和”」の紹介をはじめ、図書館部分を運営する図書事業部が見据える「第2ステージ」の展開について紹介します。
とくに、NDC配架のみならず自由編集配架(テーマ別配架/文脈的配架)による運営や、公立図書館から民間による私立図書館まで、これからの図書館に必要な人材育成など、日本の読書文化をより発展させるため、さらに図書館と地域づくりの関係について、教育と企業と図書館の新たな関係構築など、「図書館の多様性を考える」ネットワークづくりについて考えます。
また、2026年5月に所沢市を中心に開催される「日中国際アニメ映画祭」(主催:角川文化振興財団)に連携し、日本のクリエイターを発掘し、育成するための大学および図書館ネットワークづくりについても考えます。公共図書館で身につける教養やコンテンツの裾野と、美術系大学を中心に身につけるスキルをむすび、クリエイティブな現場との連動したネットワークを創出します。
【登壇者】
糸賀雅児(慶應義塾大学名誉教授/角川文化振興財団評議員)
宮田亮平(第22代文化庁長官、第9代東京藝術大学学長/日中国際アニメ映画祭チェアマン)
【ナビゲーター】
太田剛(角川文化振興財団/図書館事業部長)
【登壇者】
糸賀雅児(慶應義塾大学名誉教授)
宮田亮平(第22代文化庁長官、第9代東京藝術大学学長)
【ナビゲーター】
太田剛(角川文化振興財団/図書館事業部長)