~オンライン書庫ツアー&活動報告
横浜市立大学 八景キャンパスの図書館、学術情報センターで活動する学生ライブラリスタッフの活動報告です。
1. 学生LSとは?
私たち学生ライブラリスタッフ(通称:学生LS)は学術情報センターの利用を促進するために、学生ならではの視点を活かした活動を行っています。現在は新型コロナウイルス感染症により制限されている活動もありますが、それらの再開に向けた準備を進めつつ、企画立案を中心に活動しています。
今回は私たちが活動拠点としている学術情報センターと、学生LSの具体的な活動内容をご紹介します!
2. オンライン書庫ツアー
横浜市立大学学術情報センターでは、蔵書の7割にあたる約48万冊を書庫に収蔵しています。学生をはじめとした利用者は、簡単な手続きを行うことにより入庫して自由に閲覧することが可能ですが、少し利用のハードルが高いという声もありました。そこで、気軽に書庫の雰囲気を知ってもらうため、数分の動画を作成しました。
学長であった三枝博音先生の個人文庫や、47都道府県を網羅する豊富な地域資料など、横浜市立大学ならではの蔵書もご紹介。知られざる魅力をたっぷりお伝えします。ぜひご覧ください!
→ https://opac.yokohama-cu.ac.jp/09ls/ls.mp4
開架スペースの紹介はこちらをご覧ください。
→ https://www.youtube.com/watch?v=aD8-MG3GLcM
3. 活動報告その1 SDGs企画
皆さんは「SDGs」という言葉をご存じでしょうか。SDGsとは、世界中が気候変動や貧困などの様々な問題に直面するなか、これからもこの世界で暮らし続けるために立てられた目標のことです。
私たち学生LSもSDGsに取り組むべく、「やってみよう!SDGs 本棚」と題し、学術情報センター内でSDGs関連資料の展示や、書籍のリユースコーナーの設置を実施しました。また、持続的にコーナーを利用できるようにするため、本を持ち帰る場合は可能な限り代わりの本を提供してもらったり、この企画やSDGsの認知度を上げるため、企画の宣伝を行ったり、学生や教職員に向けてSDGsについての記事をメールで配信したりしました。
4. 活動報告その2 日常的な活動
私たち学生LSは以前、論文や書庫に関する様々な学生の相談や質問の対応を行っていました。しかし、新型コロナウイルスの流行により対面での活動が困難になったため、現在は流行終息に向けて質問対応などの研修を行っています。例えば、予想される質問に答えたり、指定された本や論文の検索をしたり、館内から指定の本を探し出したりする練習です。
特に書庫は、南棟と北棟の2棟に分かれているだけでなくフロアごとに配架される資料も異なるため、指定の本を探し出すのは難しいこともあります。そのため、分類法を復習し、書庫のどこにどのような本が配架されているか覚えるようにしています。学生LS自身がそれぞれスキルアップするためにも、アフターコロナへの備えとしても重要な活動となっています。
その他、学生LSの不定期発行物「少年LS」の発行も随時行っています。
→詳しくは上部の画像ファイルにて!
→「少年LS」のバックナンバーや、SDGs本棚の宣伝記事はこちらから!
https://opac.yokohama-cu.ac.jp/drupal/?q=ja/ls_activity
※一部、学内限定の内容もございます。
5. おわりに
現在、学生LSは今回ご紹介した広報誌の発行やテーマに沿った本の展示といった活動だけでなく、学生に向けた館内ツアーの準備も進めています。
今後はこれらの活動に加え、館内の図書館の見取り図の充実や、より気軽に書庫を利用できるようなツアー解説を目指していきます。なおいっそう学生の図書館利用の手助けになるよう、今後も主体的に活動していきたいと考えています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしければアンケートへのご協力をよろしくお願いいたします。感想もお待ちしております!
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