図書館でのLINE公式アカウント活用をメインに「LINE」×「図書館」の事例をご紹介

本ページでは、
図書館でのLINE公式アカウント活用をメインに「LINE」×「図書館」の事例をご紹介します。

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LINE公式アカウントとは

企業や自治体がLINE上にアカウントを開設し、利用者と「友だち」になって様々な情報を発信できるサービスです。利用者はLINE公式アカウントを友だち追加することによって、便利なサービスを受けることができます。

LINE公式アカウントで出来ること

以下の機能を標準で備えており、無料でご利用いただくことができます。

・友だち追加した方に対するメッセージの配信 (1,000通/月)

・メッセージのセグメント配信 (世代 / 性別 / 居住都道府県)

・LINE VOOM(旧:タイムライン)への投稿

・リッチメニューの表示(トーク画面下のメニューの表示)

・応答メッセージ(Aというキーワードに自動でBと答える)

・リサーチ(友だちの属性の分析や配信結果の確認)

・友だちを追加してもらうための宣伝用ポスターの作成

LINE公式アカウントの特徴

LINE公式アカウントには以下のような特徴があります。

・LINEは日本国内で約9,300万人*が利用しており、幅広い年代の方が利用されています

・LINEのメッセージはメールマガジンと比べて開封率・到達率が高いです

・プッシュ通知によりリアルタイムで情報をお届けできます

・トーク上ではお問い合わせ受付やレファレンス対応など、利用者と直接やりとりも可能です

・トーク画面に各種サイトへのLinkを設置することで、ホームページのように使用できます

・有料の開発を加えることで、アプリのように様々な機能を実装できます

*2022年9月時点

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LINE公式アカウントの活用事例

豊橋市図書館

①休館情報の配信

イレギュラーな休館情報を
利用者に確実にお知らせできます。

A:特別休館日のお知らせ

B:自然災害による臨時休館のお知らせ
(画像は、臨時休館の可能性と、翌日の通常開館のお知らせ)

 

②館内の混雑状況を配信

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、館内の混雑状況をリアルタイムでお知らせできます。

利用者の方に事前に情報を発信し、
安心して図書館をご利用いただけます。

 

③リッチメニューから各サイトへ

蔵書検索ページやSNSへの動線を設置することで、ホームページのようにご活用いただくことが可能です。

利用者はトーク画面から様々な機能を利用できるため、図書館サービスの利便性が向上します。

豊橋市図書館によるLINE公式アカウント活用の参考画像豊橋市図書館によるLINE公式アカウント活用の参考画像

 

九州工業大学附属図書館

■ 蔵書検索

トーク上で蔵書を検索いただけます。

検索したいキーワードを入力すると、検索結果の上位10件がカードタイプメッセージとして送信され、それぞれOPACの詳細ページへ移動できます。

普段利用しているLINEからすぐに蔵書検索できるため、図書館の利便性が高まります。

 

■ チャットボット

アカウントの利用方法や図書館案内などを、チャットボットを使ってご確認いただけます。

利用者は時間や場所に関係なくいつでも不明点を解消できるため、図書館を利用しやすくなります。また利用者の自己解決を促すことで、図書館へのお問い合わせを減らす効果も期待できます。

 

不知火美術館・図書館
(宇城市図書館)

■ 図書館利用カードのバーコード表示

「利用者ポータル」>「図書館利用券」を選択するとカードのバーコードを表示できます。
※「利用者ポータル」は図書館利用カードと連携後に選択できるようになります。

 

■ 本の検索や予約

「本を探す」を選択すると、宇城市図書館にある本を検索することができます。

 

■ 予約本受取可能通知

予約していた本が図書館に到着次第、LINEでお知らせを受け取ることができます。

 

■ 利用者ポータルにアクセス

借りている本、予約中の本などを確認できます。

不知火美術館・図書館 宇城市図書館によるLINE公式アカウント活用の参考画像

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LINEとAI技術について

LINE CLOVA

 

LINEのAIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」は、
LINE公式アカウントと連携可能な「CLOVA Chatbot
あらゆる書類や画像をテキスト化できる「CLOVA OCR

などなど、すぐれたユーザー体験を実現するAI技術・製品を提供しています。

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LINEのAI技術を用いた図書関連事業

「CLOVA OCR」×「国立国会図書館」

CLOVA OCR 国立国会図書館のデジタルシフト

※引用元:LINE プレスリリース|https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3825

 

LINE AI カンパニーは、国⽴国会図書館が保有するデジタル化資料247万点、2億2,300万画像を対象とした「デジタル化資料のOCRテキスト化」作業を受託し、「CLOVA OCR」の技術によるモデル開発を実施。全⽂のテキストデータ化を完了しました。

 

「CLOVA Speech」×「オーディオブック」

 

LINEはパートナー企業として「音声合成を使ったオーディオブックコンテンツ制作」にて協業中です。

 

「CLOVA Chatbot」×「都立中央図書館」

 

「CLOVA Chatbot」が、都立中央図書館(東京都港区)の「AIを利用したチャットボットによる自動応対の共同実証実験」に採用されました。
※実証実験期間:2020年12月1日(火)~12月25日(金)

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LINE公式アカウントの開設・運用について

LINE公式アカウント開設の手順や運用の方法をまとめた簡単なマニュアルをご用意しております。
LINE公式アカウントの開設や運用は無料となりますので、 ご興味がありましたら下記note記事からマニュアルをダウンロードしてご覧ください。

 

noteでは上記以外にも、図書館でのLINE公式アカウント利用についての記事を公開しております。
また全国の都道府県市区町村のLINE公式アカウントから図書館情報を配信している自治体も増えており、休館情報や電子図書館への導線など様々な活用事例も紹介しています。
こちらも併せてご覧くださいませ。

 

【レファレンスサービスについて】
『大学図書館研究』121巻にて、慶應義塾大学湘南藤沢メディアセンターにおけるLINE公式アカウント活用のレファレンスサービスが紹介されています。

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「図書館LINE公式アカウント研究会」のご紹介

LINEオープンチャット「図書館LINE公式アカウント研究会」では、
全国の図書館アカウントご担当者様と、運用についての相談や、活用法について研究しております。

下記のリンクまたはQRコードからどなたでもご参加いただけます。
どうぞお気軽に覗いてみてください。

LINEオープンチャット「図書館LINE公式アカウント研究会」

図書館LINE公式アカウント研究会の参加QRコード

LINEオープンチャットとは…
LINEで趣味や関心事など共通のテーマを通じ、LINEの友だちではないユーザーと専用のニックネーム・プロフィール画像でLINEのトークルームが使えるサービスです。 トークルームごとにプロフィールの名前と写真を変更でき、「知り合いだけど友だちではない」方々と共通のトピックについて話すことができます。

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LINE BOOKUOKAについて

LINE BOOKUOKAは、LINE Fukuoka株式会社に在籍する元書店員のメンバーで結成したサークルです。

本屋はもう離れてしまったけれど、本や出版、書店への愛着を持ったメンバーで集まり、LINEのいろんなサービスを使って書店や図書館、出版社を盛り上げる活動を行っています。

※サークルの名前は毎年福岡で開催されている本のイベント「BOOKUOKA(ブックオカ)」から拝借しています。

メンバーの9割が元書店員。LINEで出版業界を盛り上げたい!社内サークル「LINE BOOKUOKA」

■ BOOKUOKA LINE公式アカウント
友だち追加

ブックオカイベントの模様

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