新図書館の構想から運用に至るまでの経緯とそれらから得られた成果との記録

〈11月1日(水)19:00-20:30 出版記念オンラインイベント開催!〉

 

〈内容紹介〉

新図書館の構想から運用に至るまでの経緯と、それらから得られた成果等の記録集。
求められる機能が変わりゆく時代の図書館に関係する多様な人々に焦点を当て、各人がどのように活動してきたかを捉えた。具体的には、市長、建築家、デザイナー、行政職員、図書館員、利用者など、さまざまな立場からの記述をまとめ、アンフォーレの多層性を描出している。

 

〈目次〉

Ⅰ 起動
神谷学市長インタビュー アンフォーレができるまで

Ⅱ 開発
構想段階から基本計画策定まで/要求水準の検証/三星元⼈副市長インタビュー ニューヨーク視察から学ぶ/寄稿 図書情報館開設に至る市議会の関わり/特別寄稿 設計者から見たアンフォーレ建設計画/特別インタビュー グラフィックデザイナー廣村正彰氏/ICT化基本構想/チームアンフォーレの奇跡

Ⅲ 運用
アンフォーレの現状整理/より良いスタート/排架計画とラベルの変更、「らBooks」の創設/情報発信の模索/にぎやかな図書館/変わらないメインサービス/コレクションの形成と蔵書の確保/学校図書館支援サービスの拡大/職員インタビュー

Ⅳ 検証
中心市街地は活性化したか/特別寄稿 日本一にぎやかな図書館をめざして/利用者の声

資料編
安城市図書館の変遷/図書情報館組織図/施設の概要/アンフォーレ平面図/安城図書館の沿革/貸出冊数の推移/図書館入館者数の推移/アンフォーレ本館入館者数の推移

 

〈編者プロフィール〉

岡部 晋典(おかべ・ゆきのり)
1982年生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程単位取得退学、博士(図書館情報学)。複数の大学の専任講師等を経て、現在、株式会社図書館総合研究所主任研究員
研究テーマは選書論、オープンサクセス、図書館とライフヒストリー等
主著に『トップランナーの図書館活用術 才能を引き出した情報空間』(勉誠出版,2017)など

※書籍刊行当時の情報

 

〈書誌事項〉

岡部 晋典 編
2023 年 2 月 1 日 刊行
ISBN978-4-88367-376-6
A5判   320頁
定価 3,080 円 (本体 2,800 円+税 10%)

対象
どなたでも
イベントの有無
有り

関連フォーラム