開催日時
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開催方法
会場開催(第8会場)(オンライン中継あり)
事前申込
定員:
定員
80

講師:獨協大学 図書館長 山本 淳様

キャリアパワー主催フォーラム

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ニュー・ジャーマン・シネマの旗手で、いまや巨匠と呼ばれる映画監督ヴィム・ヴェンダースが、2023年に<Anselm>という作品を発表し、日本でも今年2024年6月に公開され話題になった。これは、現代アートの分野で、ドイツだけでなく世界的にも、きわめて重要な作家とみなされているアンゼルム・キーファーの生涯と芸術活動を扱った3Dのドキュメンタリー映画だが、キーファーへの関心は、このところ日本で大きな高まりを見せている。やはり今年、彼の小規模な個展「Opus Magnum」が、青山の画廊ファーガス・マカフリー東京で開かれたのをはじめ、2025年3月下旬からは、京都の二条城で、アジアにおいては過去最大規模となるキーファー展が開催される予定である。

ヴェンダースとキーファーという二人の巨匠は、同じ1945年生まれで、いわゆる「1968年世代」に属している。ともに戦後の廃墟の中で育ち、親世代との葛藤に苦しみ、失われたドイツという国とその暗く重い過去を背負いながら、未来を見つめてきた作家たちである。

この二人にとって、図書館や本という媒体は、つねにドイツの、あるいは人間の歴史と対峙してきた彼らの作品に重要な意味を持ち続けている。

今回の講演では、彼らが図書館や本を扱ったいくつかの作品を取り上げ、<天使>というキーワードを軸に、そこに浮かんでくる意味を探ってみたい。

 

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開催年
2024
主催
株式会社キャリアパワー
ブース出展
https://www.libraryfair.jp/booth/2024/250

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