― 歴史・文化・記憶を協働で未来へつなぐ実践事例から ―

開催日時
-
開催方法
会場開催(第2会場)
想定対象
公共図書館、自治体、学校図書館、大学図書館、専門図書館、その他広くデジタルアーカイブに関心のある方
定員
200人

本フォーラムでは、地域資料の収集・保存・公開に取り組まれている図書館のデジタルアーカイブ事業を紹介します。実際の構築背景と運用事例を共有し、これからの図書館の役割や地域文化を未来へつなぐ道を探ります。

 

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■事例発表

①北茨城市立図書館の地域文化継承と住民参加型デジタルアーカイブ(茨城県北茨城市)

②増やせ!平塚ファン ーデジタルアーカイブを通した関係人口増加の取り組みー(神奈川県平塚市)

③菊池市立図書館による市民協働のデジタルアーカイブ運用(熊本県菊池市)

 

■登壇者プロフィール(敬称略)

福島 幸宏(ふくしま・ゆきひろ)【ファシリテーター】

慶應義塾大学 文学部 准教授

1973年、高知県生まれ。デジタルアーカイブ、MLA連携、アーカイブズなどに関心を持つ。京都府立総合資料館・京都府立図書館・東京大学大学院情報学環を経て2021年から現職。京都府立総合資料館では、近代行政文書の文化財的修理・昭和期資料の公開・東寺百合文書の記憶遺産登録やCC BYでのweb公開を担当。京都府立図書館では、サービス計画の策定・システム構築などに従事。共編著にミュージアムの未来をつくる 博物館情報・メディア論美学出版・2025年、ひらかれる公共資料 「: デジタル公共文書」という問題提起勉誠社・2023年、共著にデジタル時代のアーカイブ系譜学みすず書房・2022年、文化財としての「陵墓」と世界遺産 「: 陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム新泉社・2021年、占領期の都市空間を考える水声社・2020年など。日本歴史学協会文化財保存特別委員会委員長、デジタルアーカイブ学会理事、日本アーカイブズ学会委員、これからの学術情報システム構築検討委員会委員など。

 

宇梶 裕子(うかじ・ゆうこ)

北茨城市立図書館 元館長

1989年、北茨城市立図書館設立時から司書として幅広い業務に従事。係長、館長補佐を歴任し2021年から4年間、図書館長を務める。2016年には新図書館開館、2023年から北茨城市デジタルアーカイブ事業の公開に携わるなど図書館の発展に寄与した。

▶北茨城市デジタルアーカイブはこちら

 

菊池 由理(きくち・ゆり)

北茨城市立図書館 館長補佐

1989年から北茨城市立の幼稚園勤務を経て、2010年から市立図書館業務に携わる。2016年には新図書館開館、2023年に北茨城市デジタルアーカイブ事業に係わり公開。

 

西海 豊(にしがい・ゆたか)

平塚市中央図書館 奉仕担当主管

2003年平塚市役所入庁。最初の配属先が中央図書館で6年間在籍。その後、市役所広報・情報政策課で「広報ひらつか」の制作などを経験。東日本大震災後、相互応援協定を結んでいる宮城県石巻市の教育委員会に派遣。平塚市役所に戻り、商業観光課で「湘南ひらつか七夕まつり」の担当に。2年半前に14年ぶりに、中央図書館に配属され、現在、デジタルアーカイブのほか、図書館システムや館外サービスを主に担当している。図書館司書、博物館学芸員、準デジタルアーキビスト有資格。

ひらつかデジタルアーカイブはこちら

 

鷲﨑 有紀(わしざき・ゆうき)

菊池市立図書館 主任主事

2017年より菊池市中央図書館で勤務。古文書・郷土資料整理やデジタルアーカイブを担当。「市民協働のアーカイブ」を目指して、市民ボランティアの育成なども行っている。菊池市デジタルアーカイブはデジタルアーカイブジャパン・アワード(DAJアワード)2025を受賞。なお、菊池市立中央図書館は2020年にアメリカの有名業界紙「INTERIOR DESIGN」で「ゆっくり過ごしたい世界の12の図書館・書店」の一つに選ばれた。

菊池市デジタルアーカイブはこちら

 

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開催年
2025
主催
TRC-ADEAC株式会社
登壇者

【ファシリテーター】福島 幸宏氏(慶應義塾大学 文学部 准教授)

【登壇者】

宇梶裕子氏(北茨城市立図書館 前館長)

菊池由理氏(北茨城市立図書館 館長補佐)

西海豊氏(平塚市中央図書館 奉仕担当主管)

鷲﨑有紀氏(菊池市立図書館 主任主事)