開催日時
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開催方法
会場開催(第1会場)
定員:
【概要】
2024年2月22日、学校法人追手門学院は茨木市教育委員会と、双方がもつ独自電子資料を互いの電子図書館で公開することを目的に「独自資料の電子書籍化と情報共有のための協定」を締結した。
本協定の締結を機に、独自資料を双方の電子図書館で共有するだけではなく、茨木市の行政資料の電子書籍化への支援や、音声読み上げ機能を付した電子書籍による視覚障害等を有する利用者向けの読書バリアフリー化を進め、さらなる地域連携の強化を図っている。
一方、大阪大学は、2021年度から箕面市の整備する船場図書館と船場生涯学習センターの指定管理者となり、箕面市立船場図書館は大阪大学外国学図書館の機能を兼ね備え、箕面市と大阪大学の蔵書を所蔵しているため、市民は大学の蔵書も容易に利用できるようになっている。
大阪大学図書館は、地域連携、社会貢献の活動を担う組織として重要視されており、国立大学法人大阪大学が指定管理者となって箕面市立船場図書館を運営することは国内初の挑戦であり、それからの5年間を総括する。
大学図書館が教育、研究とともに地域連携の新しい取り組みを通して何を実現しようとしているのか。大学図書館の地域連携の今日的価値について、討議したい。
登壇者:
1.基調講演「大学図書館の地域連携―図書館が地域を豊かにする」
湯浅俊彦氏(追手門学院大学・国際教養学部教授/図書館長)
2.事例発表(1)追手門学院大学と茨木市立図書館の電子図書館の共有とコンテンツ制作
坂倉斉氏(追手門学院大学・図書メディア課主任)
3.事例発表(2)大阪大学が箕面市立船場図書館を運営することの意味
日高正太郎氏(大阪大学附属図書館箕面図書館課外国学図書館班)
4.ディスカッション
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開催年
2025