― 新たな価値を創り出す図書館のビジョンとリテラシー ―

開催日時
-
開催方法
フォーラム会場でのフォーラム
開催方法
会場開催(第6会場)
想定対象
どなたでも
定員
200

■フォーラム趣旨

生成AIを中心に、図書館においてもAIの利用が急激に進もうとしています。図書館に求められているのは、AIを使わなければと焦ることでもなく、だからといってAIを遠ざけることでもありません。AIをはじめとするテクノロジーに振り回されず、むしろ適時・適切に使いこなすことによって、「図書館だからこそ」の価値を創出していくことです。

AI時代に価値を創出するためには、利用者の要求を待って対応する「待ち」の姿勢ではなく、要求を先取りしていく「攻め」の姿勢が必要です。さらに、情報の「インプット」だけでなく、情報の「アウトプット」までを含め、情報活用をトータルに支援・促進していくことも重要です。これらを実現するには、利用者の自律的な情報活用(リテラシー)を最大化・最適化するサービスのデザインと、その基盤となるビジョンが必須です。

このフォーラムでは、「これから」ではなく「いま」すべきことは何かを考えていきます。『中高生のためのブックガイド ネットとAI時代の情報リテラシー』を監修された梅澤貴典さん、『幸せな図書館の設計図』を上程された淺野隆夫さんに存分に語っていただきます。『シリーズ 図書館のビジョン』『学びの達人』監修者の野末俊比古さんが進行役となり、「ここだけの話」を含めて本音を引き出していきます。すべての図書館人にとってヒントが満載の時間となるはずです。図書館の「未来」について一緒に考えていきましょう。

■登壇者紹介

梅澤貴典さんは、大学図書館司書の経験からネットと生成AI時代の情報リテラシーに興味を持ち、最近は特に中高生の探究学習支援に力を入れられています。

梅澤さんよりメッセージ

「小中高における探究学習などの知的生産活動では、「調べる(考える材料となる「確かな情報」を集める)」「考える(材料を組み合わせ、解決のアイデアを生む)」「発信する(解決策を、言葉や文章で提言・実行する)」の3つの力を鍛えることができ、 図書館はその最大の支援者となり得ますが、学びの舵取りを生成AIに委ねてしまっては、せっかくの成長の機会が失われてしまいます。」

この、アウトプットを含む3つの力(特に図書館の支援が効くのは最も肝心な1つ目で、そこにネットやAIの誤情報があると土台から崩れる)をキーワードにお話しできればと考えています。

 

淺野隆夫さんは、札幌市役所のシステム担当者から図書館員へという“まさかの異動”を経て、開館(2018年)からわずか10ヶ月で来場者100万人を達成した札幌市図書・情報館の初代館長を務められました。
現在はフリーランスとして、これまでの経験を生かし、全国の図書館づくりや運営、読書振興などの支援に携わっています。

淺野さんよりメッセージ

「AIは、問いに対して驚くほど速く答えを返してくれます。だからこそ、これからの図書館に大切なのは、答えを探すことだけではなく、“自分は何を知りたいのか、何を考えたいのか”という問いを持つことではないでしょうか。

その問いは、好奇心から生まれます。そして好奇心は、想像もしなかった本や人、異なる分野の情報との“偶然の出会い”によって刺激されます。

札幌市図書・情報館では、多様な図書との出会い、レファレンスによる調べる支援、市民が話し手となるトークライブなどを通じて、情報を受け取るだけでなく、人が自ら調べ、考え、発信する図書館づくりに取り組んできました。

AIが答えを整える時代だからこそ、図書館は人の好奇心を刺激し、問いを生み、人を動かす場所でありたい。

図書館で最も大切にしたいものは、情報そのものではなく、“好奇心”なのかもしれません。」

 

そして、野末俊比古教授は、いわずとしれた図書館界のAIエキスパートであります。

 

 

本フォーラムが、AIに対して図書館はどのようなスタンスが求められるのか、互いに考える機会になればと願っています。
 

お申し込みは以下のフォームよりご入力ください。
よろしくお願い申し上げます。

https://forms.gle/8pyo2qbsRmGYHd1Z9

 

 

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開催年
2026
共催
丸善出版株式会社
日外アソシエーツ株式会社
登壇者

野末 俊比古(青山学院大学教育人間科学部教授)

梅澤 貴典(中央大学職員、都留文科大学非常勤講師)

淺野 隆夫(札幌市図書・情報館初代館長、総務省地域情報化アドバイザー)

担当者
丸善出版株式会社 営業部
日外アソシエーツ株式会社 営業部
メール
ads-maruzenpub@maruzen.co.jp
online@nichigai.co.jp