2020年3月以降の鶴見大学図書館での新型コロナ感染防止対策とそれに対応した新たな学生サービスを紹介いたします。
鶴見大学図書館ポスターセッション「コロナ時代の図書館サービス」
※ビューアーで見づらい場合は、PDFファイルをダウンロードしてご覧ください。またページ上部には、ポスター内で紹介している各サービスの画像がありますので、こちらもご参照ください。
図書館紹介
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鶴見大学図書館館内マップ2020(PDF)
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鶴見大学図書館紹介動画(YouTube)
※ページ下部にもプレビューがあります。
A.オンライン・サービスの充実
オンライン・ガイダンス
Teamsでの図書館利用ガイダンスを実施例年は、冊子を中心に解説していたものを、スライド中心に切り替え
ました。作成したスライドは、動画化して、オンデマンド型のガイダンスを予定しています。
電子ブックの拡充
いままで冊子でのみ購入していた就活本や、利用の多い図書の複本として電子ブックを追加で購入。そのほか、多読本、図書館学、レポートの書き方や大学での学び方などに関する図書も増加させました。
学術認証フェデレーションの充実
遠隔授業中の学生からのアクセス増に備えて、新たな契約データベースを増やし、アクセス数を拡充させました。
B.新型コロナ感染防止対策
6/1からの対面授業一部再開に向けて、当館では、日本図書館協会「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に基づき、防止対策のありかたを検討しました。
利用再開当初は、徹底した防止対策を講じたため、しばらくは資料の閲覧のみ(貸出・返却などは可)という形での再開となりましたが、9/14~は入館人数と時間を制限したうえで、ソーシャルディスタンスを保てない設備の利用以外は、ほぼ利用できるようになりました。
その後も徐々に制限を緩和し、外部利用者の一部の方も利用できるようになったため、徐々に図書館にも学生・利用者の姿が戻りつつあります。
鶴見大学図書館で行っている新型コロナ感染防止対策
●入館時に検温・手指消毒
●利用人数制限・時間制限
●閲覧席・PC席の間隔確保
●PC席にラップを設置
●除菌のため本の返却台を設置
●館内に消毒液設置
●フロアマーカーの設置
●自動貸出機の推奨 等…
C.図書配送貸出、文献複写郵送サービス
緊急事態宣言発令中の5月半ばより、本学でも遠隔授業が開始しましたが、これへの対応として、急遽、予算の確保、業者の選定、運用方法などを検討し、図書配送貸出、文献複写郵送サービスを5/13日(前期5/13~8/8、後期9/14~)よりスタートさせました(発送料については、大学が負担)。
後期は対面授業も並行して行われているため、利用件数は減っていますが、10/27日現在、151件、604冊を配送しました。
10/1からは、学生からの返却費用についても大学が負担することになったため、本サービスについては、学生は無料で利用できるようになりました。
D.鶴見大学POPコンテスト2020応募作品のオンライン投稿
2018年度より開催。昨年度まではPOP用紙と投函箱を図書館に設置して実施してきましたが、今年度は新型コロナ感染防止対策による遠隔授業実施のため開催も危ぶまれましたが、応募方法をオンライン化することで、開催することになりました(オンライン投稿Microsoft formsを使用)。
できるだけ簡単に作品の投稿が可能な形にするため、HPやポスター、フライヤに応募フォームのQRコードを用意し、スマートフォンから応募作品の写真を投稿できるようにしました。
コロナ禍対応の中で、図書館サービスを拡大し、新たな教育スタイルに対応できるよう努力いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
■ 鶴見大学図書館館内マップ2020(PDF)
■ 鶴見大学図書館紹介動画(YouTube)