フォーラムは無事終了いたしました。ご来場ありがとうございました!
今回の報告は、「図書館」(仮称)リ・デザイン会議のホームページにて掲載予定です。
「図書館」(仮称)リ・デザイン会議では、2021年も図書館総合展でフォーラムを行います。
活動が始まって1年半の間で、アウトプットされた内容、積み重ねてきた議論を踏まえて、そろそろきちんと、30年後の2050年の「図書館」(仮称)のビジョンを形にしていきたいと考えています。
5つのテーマを用意しています。
「情報(これには、いわゆる本、資料も含みます)」と「人(中の人も外の人も)」と「場所・場(これは物理的なものも、そうなないものも含めて)」、「役割」、「つながり(仮称)」について、参加者全てが発話者となってフラットに車座になって対話しましょう。
参加者全員がビジョンの作り手なのです。
対話の素材となるこれまでの議論の経過や第1回・第2回の会議の内容は、「図書館」(仮称)リ・デザイン会議のウェブページにもあります。他にも、この1年半で、これからのことについてたくさんの文章が出ています。皆さんが感じえたこともあるでしょう。そういったものを基に2050年の「図書館」(仮称)のビジョンを描くために、今回は10年後の「図書館」(仮称)の姿を一緒に考えてみませんか。
更新情報
new!11月17日(水)企画趣旨の追記、参加者を一部記載
11月7日(日)タイムテーブルとトークテーマを公開!申込受付を開始!
タイムテーブル
11月21日(日)13時〜(16時終了予定)
13:00~ はじめに(行動規範の確認、リ・デザイン会議とはなにか)
13:10~ 対話 (テーマごとにブレイクアウトルームに分かれて実施)
14:10〜14:20 休憩
14:25~ ルームごとの報告 (振り返って意見交流)
15:00~ アフタヌーンティータイム(懇親会)
メインルームでは、UDトークを使用します。またブレイクアウトルームでも使用予定です。
トークテーマ
テーマは、以下の5つです。
当日はテーマごとに、参加者のみなさんとリ・デザイン会議のメンバーで各テーマを深めていきます(Zoomのブレイクアウトルーム機能を用います)。「対話」を行い、今後の「図書館」(仮称)について考えます
申込時に希望のテーマを選んでいただきますので、興味関心があること・課題と感じていること・楽しい!と感じていること、参加されるみなさんが「これ」と決めたルームにご参加ください。以下にそれぞれの担当による説明を書き添えましたので、ぜひ参考にしてください
情報
「Libraryの本質」図書館(仮)は2030年に社会のインフラとしてどのような情報をどう提供していくのか
参加者:Araisyohei、今井つかさ、うえだひろみ、市東礼位子、外丸須美乃、中野かすみ、福島幸宏、松岡章子ほか
人
『アイメッセージで語る「わたし・図書館(仮称)・つくるひと」』:図書館員や利用者という枠組みを越えて「図書館(仮称)をつくるひと」は何ができるか?何をしていくのか?を語り合いましょう
参加者:呉服淳二郎、子安伸枝、澤谷晃子、田子環、細田恵子ほか
場所・場
「Libraryはどんな場足りえるか」10年後の物理的な空間のLibraryは、場足りえるのでしょうか?『本の森』として現実の実空間に在るのか。Libraryは実在の場を超えてしまうのか共に語りましょう
ハッシュタグ #実在の場lib2030
参加者:上田欣也、千田つばさ、林秀明、目黒幸恵、安田美穂子ほか
役割
デジタル中心時代の役割を考える
参加者:佐々木奈三江、額賀順子、日向良和ほか
つながり(仮称)
成長する有機体のような、ゆるやかな紐帯。知的好奇心・探究心の連鎖など、知識循環型社会のなかでlibraryを位置付けることをテーマに考えます
参加者:図書館関係また各方面より
申込はこちら (参加には申込が必要です)
→ https://www.kokuchpro.com/event/efe6b1a365bb9c1fbb1198b991499c97/
参加される際には、「図書館」(仮称)リ・デザイン会議の行動規範をご確認ください。
「図書館」(仮称)リ・デザイン会議では、私たちのコミュニティが誰にでも真にオープンであるべきだと考えています。私たちは性別・性的指向・身体障害・民族・宗教・年齢・階級・身分ほか全ての私たちを分ける特性にかかわらず、誰に対してもフレンドリーで安全で快適な環境を提供できるよう尽力します。
この行動規範では、参加者の行動に求めることと、受け入れがたい行為が招く結果について要点をまとめています。
2050年。今から約30年後に、図書館法が制定から100年を迎えます。現在まで、「図書館」(仮称)はどのように機能してきたのでしょうか。2020年、COVID-19の感染拡大により図書館にも大きな影響がありました。ひらくことができない図書館に何ができるのでしょうか。
有志が集まり、WEB会議から始まった「図書館」(仮称)リ・デザイン会議。これからの時代の情報・知識のあり方を真正面から定義しなおし、再設計して、社会に定置します。「図書館」という言葉そのものも、とらえなおしていきます。
図書館総合展フォーラムは、そのスタート地点です。今後も図書館を含むMLAK機関と、これら文化機関の利用者と、関わるすべての人と公共財としての「図書館」(仮称)を考えていきます。どこにいても、どんな状態でも、考え、参加することができます。私たちと一緒に、30年後、50年後、100年後の「図書館」(仮称)をリ・デザインしませんか。
2020年の図書館総合展フォーラムの報告+αが1冊に!
詳しくはこちら→ https://library-redesign.main.jp/20210520/lrg35/