図書館と書店業界のこれから ~ 本で拓くまちの未来 ~
コロナ禍以降、書店の閉店のニュースを目にすることが増えてきました。ネット書店、電子書籍の普及、地方都市の人口は減少などさまざまな要因がありますが、書店を利用する人が減ってきている現状があります。 一方、リアル書店では本棚を見ることで得難い偶然の出合いがあります。
市が運営する書店「八戸ブックセンター」、自治体運営の書店や図書館の大型化が注目されています。
図書館では、読書目的だけではない人も集まれる魅力的な空間が生み出されつつあります。
本セミナーでは、書店・図書館の現状を踏まえつつ、書店と図書館の協働を通した地域活性化の可能性を検討します。
セッション1
本で拓くまちの未来 ~出合い⽅、出合う意味から変える~
田口様は、岩手県盛岡市の「さわや書店フェザン店」に代表されるように書店員として長きにわたって活躍されてきました。
現在は「これからの読者を育てる」をキーワードに、著者と読者、地域と読者とを結ぶコミュニティづくりを精力的に行っています。
本セッションでは、田口様の活動を通して「読書」に関する問題意識を深掘りしつつ、社会との接点を作るという観点で書店や図書館はどのような取り組みができるか検討します。
合同会社 未来読書研究所 代表 1973年、岩手県西和賀町(旧・湯田町)生まれ。 2019年3月10日、同書店を退社。 |
セッション2
新しい読書環境の提供について
「図書館と書店の協働」に関する取り組みを「図書館システム」を通してどのように実現するかという観点から、KCCSの構想をご紹介いたします。
京セラコミュニケーションシステム株式会社 |